【謝罪】トケマッチと僕の話 前編

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高級時計シェアリングサービスという名で始まった「トケマッチ」。自分の持っている時計を他人に貸して、そのレンタル料でメシウマ生活を夢見ていた方たちが、奈落の底に突き落とされていることに心を痛めているオサーンです。皆さんご存じかと思いますが、一応、リンクを貼っておきます。

腕時計シェアサービス、「終了」は突然に 5千万円相当戻らぬ人も(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
自宅の引き出しで眠っている高級腕時計を所有者から預かり、借りたい人に月額制でレンタル――。そんなシェアリングサービスが1月末に突然、終了した。現在は運営会社と連絡がつかない状態で、中には無断でフリ

まだこの問題は解決していない状態なので、今後の経過を見守りたいと思います。

まず第一に、

「そんなウマイ話、あるわけない。」とか「自己責任だ!」という死体蹴りのようなことは、言わないで欲しいと切に願う。そんなことは、騙された本人たちが一番よく(今回で)わかったはずだ。「本当の時計好きなら、人に貸すことはできないはずだ」という意見もまた然り。人の考えは千差万別。同じ好きでも、様々な思いを持って、時計と接している。貸した彼らを責めてはいけない。当の本人が、自分を一番責めているに違いないのだから。

なぜここまで僕は彼らをかばおうとするのか。それは、彼らは被害者だからだ。それが大前提にある。そして何より、

僕も貸そうとしてたから

なんです・・・いやぁ、ヤバかった。しかも僕、貸さなくて良かっただけではない。貸さなくてプラマイゼロだっただけではなく、逆にトケマッチは僕に対して損までしている。言い換えれば、僕は得をしてしまっているのだ。トケマッチを利用していた人で、得をした人っているのだろうか?もしかして、借りる側としての利用者で、借りていた時計を返却する前にこのトケマッチ問題が発生した、という人がいるのかも知れない。その人は、借りた高級時計を今のところ、まだ手にしている状態かもしれず、トケマッチと連絡が付かない状態だと、そのまま所有できてしまうかも知れない何とも ラッキー 複雑な問題が発生しますね。

僕の場合はそういった人ではなく、時計を貸す側だったのです。でも結果として一本も貸しておらず、全く被害はありません。では、これまでトケマッチと交渉をしたメールを切り抜きし、ご紹介したいと思います。

昨年7月にトケマッチへHPの問い合わせフォームより、手持ちの4本を貸出すとどれぐらいになるのか?という見積りを聞いたのが今回のスタートです。そして、見積り結果がメールで届いた。

予定していた4本をトケマッチに出すと、月々189,600円の収入となることが判明。ヨダレが止まらなかった。いや、同時に鼻水も出た。その鼻水さえも、蜜のように甘く感じた。

ここでわかったことは、貸出す時計の市場価格を損害賠償額として提示し、その約1%をレンタル料としていることだ。仮に100万円の時計を預けると、月々1万円ほど手にすることができるということである。月々約19万を手にすることが(この時点で)決定した僕は、高級〇ープランドのHPを閲覧する機会がこの時から増えた。この時の心理を今振り返ってみると、やはり周りが見えていなかった。月19万円の不労所得が目の前をチラつき、鼻歌交じりでスキップしながら出社していた。すでに疑うことなど、全くなくなっていた。

嬉しくて文面も丁寧になる僕。完全に、「どーぞヨロシク!ペコリッ」となっている。恥ずかしい。すると、返信がきた。

そうなんです。貸出すには、ギャランティーと余りコマも付ける必要があるということだった。ご丁寧に、高価買取に出せるセットを献上するシステム・・・恐るべしトケマッチ。これは自分の時計が溶けマッチしちゃうはずだ。やっぱり僕はここで目を醒まし・・・いや、醒まさなかった。これでも信じていたのだ。情けない・・・

ご丁寧に、了解メールをしている僕。この時の顔はアホそのものだった。ヨダレと鼻水もペットボトル1本分は出ていたに違いない。

しかし僕はこの先、結果として貸し出すことはなかった。ではなぜなのか。まだまだ僕はアホさをこの先発揮する。恥ずかしい話だが、続きは次回また明日にでも・・・

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