僕はとうとう、世の中の謎を暴いた

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とうとう見つけてしまった。世界の七不思議とかよく言うが、世の中には7個の謎なんてもんじゃない。もっとある。そんな中、僕はひとつの謎を解明してしまったのだ(大風呂敷を広げた割には内容がショボい)。

おい、そこの君。UNIQLOで洋服を買おうとセルフレジへ行ったとき、商品をカゴごと置くだけでその商品が一瞬にして読み取られてビックリしたことあるだろう?あるに違いない。

スーパーのレジで並ぶことに慣れた現代。このスピーディーさはスーパーのレジを置き去りにする。しかも最近よくあるスーパーのセルフレジ。自分でスキャンしていると、結構時間がかかってしまうこともある。しかしこのUNIQLOのセルフレジは段違いだ。もう、恐怖すら感じる。もしかすると、この商品置き場に僕が座れば、「380円」とか表示されるのではないか、そんな恐怖もある。

しかし人間は、そんな恐怖からは目を背けようとする。それは本能なのだろう。僕はそんな君たちを責めることはない。でもやはり、誰かがその恐怖を伴う謎を解き明かす必要があるのだ。周りを見ても誰一人そんなことには立ち向かおうとしない。そればかりか、UNIQLOのレジ体験の話を避けるかのように誰も口にしない。

恐怖に支配されたUNIQLO、まるで精神までむしばまれたように、まるでハリガネムシに支配されたカマキリが水辺へ向かうように、店内へ吸い込まれる人々。救うしかない。僕が救うしかない。

今回、ここへやってきたのには他にも理由がある。「ミレニアル世代のバーキン」とまで言われている商品がある。それがこれ。

ラウンドミニショルダーバッグ(1500円)だ。これが欲しくて、やっと買えた。別にレアなモノでも何でもないが、行く機会がなかった・・・いや、決してこれが欲しくてUNIQLOに行ったのではない。謎を解きに行ったのだ。しかしこのバッグを購入したときもあの恐怖と対峙した。

この商品を持ち帰り、あの謎を解く。普通に考えて、ほんの一瞬で商品情報を読み取るということは、商品タグに一次元コードであるバーコード、二次元コードであるQRコードもあるが、これらを読み取っているとは思えない。クロワッサンにたっぷりバターが練り込んであるように、もしや商品自体に商品情報が練りこんであるのか・・・いや、そんなことはないはずだ。買った商品を見て立ち尽くす。俺はこの謎を解くことができないのか。商品タグを手に持ち、途方に暮れた僕はベッドに横になり天井を見上げる。人は打ちひしがれると天を仰ぐという。まさにこれか。そんな時、ノビをしようとふとタグを持った手が天井の電気に向かって伸びたその時だった。

「な、な、何だこのシルエットは!」

なんとUNIQLOは商品タグにRFIDが組み込まれている!バーコードやQRコードをスキャンするのとは違い、RFIDはSUICAやICOCAでわかるように無線通信で読み取れる。どおりで、小さい商品や薄手のTシャツなどを大きめの服の中に忍び込ませてこっそり持ち出そうとしても、読み取られていしまうわけだ。いや、悪いことをしようとしていたわけではない。セルフレジの解明のため、実験的に今まで行っていただけだ。そうとわかれば、これを取り出してみる。

デザインナイフを取り出し、このUNIQLOのスパイ活動を解明する。

タグ自体が薄いので、上手くスライスできない。指を切ってしまいそうだ。これもUNIQLOの罠か。

格闘すること約5分、その姿を徐々に現してきた。

そこには、未だ謎の多い南米チリのナスカの地上絵のような模様が見える。

何とか取り出せた。

赤丸のところにICチップがある。あの何かわからない不気味な模様(黄色で囲った部分)はアンテナになっている。

右側のエリアには商品をスキャンするための電波が出ており、商品タグを瞬時に読み取るというわけだ。さすがは、世界のUNIQLO。従業員の出勤管理も、その日の仕事の持ち場をAIが指示するという。最先端の会社は凄いことが多い。

世界の謎の一つが解けて、今日もゆっくり寝れそう。と思ったら、これ調べたら山ほど同じような説明があった・・・

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