《海外ニュース》ロレックスの直営販売店が爆増する!

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ブログがトラブっている間にデッカイニュースがありましたので、遅ればせながらご報告です。ロレックスといえばブランドの直営店というのがないんですよね。正確にいえば、ロレックス直営店は1店舗あります。それはお膝元であるジュネーブ本店。しかし日本では、日本ロレックスに商品が卸され、その日本ロレックスから各小売り店へデリバリーされる流通システムとなっており、直営店はもちろん存在しません。

そして先月、大きなニュースが舞い込んできました。もうすでにご存じの方も多いかと思いますが、世界最大の高級時計ディーラーであるブヘラをロレックスが買収しました。ブヘラといえば、スイス、米国、英国、ドイツ、フランス、デンマーク、オーストリアに100以上の店舗を所有する国際的な時計・宝飾品小売業者です。そのうちの半数ではロレックス、チューダーが販売されています。

87歳になるヨルグ・ブヘラ会長が会社の事業を売却するという選択をしたことを受け、直系の子孫がいないため、ロレックスはブヘラ氏を引き継ぐことを決定し、ブヘラ氏は今日まで独立を保っていた。この決定は、1924年以来続いているパートナーシップの成功を永続させたいというジュネーブに拠点を置くメゾンの大きな決断。実はこのヨルグ・ブヘラ氏、ブヘラー家の3代目であり、ハンス・ウイルスドルフと働いたことが知られる最後の存命人物なんです。ハンスとダチなんです!

共通の起業家精神を持つ、エルンスト・ブヘラーとハンス・ウイルスドルフの友情は、彼らの豊富な国際経験に基づいた、そして豊かな関係へと急速に発展しました。1924年、エルンスト・ブヘラは先見の明をもってハンス・ウィルスドルフと契約を結び、ブヘラ家族所有のグループをロレックスの主要小売パートナーの一つに加えました経緯があります。1924 年以来、ほぼ1世紀にわたってロレックスの正規販売店であり、ロレックスは世界をリードする時計ブランドに上り詰め、ブヘラは世界最大の時計小売店に変貌しました。2018年、ブヘラは、新品と認定中古品の両方を提供するアメリカのマルチブランド小売店であるTourneauを買収しました。

買収により事業の変化は避けられないが、ロレックスは今のところ「ブヘラはその名前を維持し、独立して事業を継続していく」としているようです。ロレックスを販売する他の企業との協力も継続することも明らかにしている。「ロレックスとその販売ネットワークにおける他の正規販売店との間にある実りある協力関係は今後も変わらない。」と声明を発表しました。

ロレックスは認定中古プログラムもブヘラを通じてアメリカで今年の5月に展開したところ。世界最大の高級時計販売店をも保有してしまうということは、ブヘラで扱っているロレックス以外のブランドにも何らかの営業が出てくるのではないでしょうか。それが日本に波及するのかはわかりませんが、動向は注視していきたいですね。

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