ロレックス GMTマスターII のリファレンス番号末尾に付く「BLNR」は、ベゼルカラーが Bleu(青)と Noir(黒)であることを示しています。この青と黒のベゼルは、その配色がアメコミヒーローのバットマンを連想させることから「バットマン」という愛称で親しまれています。

バットマンベゼルの歴史は、比較的新しいものです。
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2013年: GMTマスターII(Ref.116710BLNR)が登場。このモデルで初めて、セラクロム製の青と黒のベゼルが採用されました。それまでのGMTマスターIIでは、赤と黒の「コーク」ベゼルや、黒一色のベゼルが主流でしたが、このモデルの登場により、新たなカラーバリエーションが加わりました。

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2019年: GMTマスターII(Ref.126710BLNR)が登場。このモデルでは、ムーブメントがCal.3285にアップデートされ、パワーリザーブが約70時間に延長されました。また、ジュビリーブレスレットが採用されたことも話題となりました。

バットマンベゼルは、そのスタイリッシュなデザインと高い視認性から、多くの時計愛好家に支持されています。特に、ビジネスシーンにも馴染みやすいカラーリングであることから、幅広い層から人気を集めています。ジュビリーブレスレットのモデルは、バットガールと呼ばれる場合もあります。
ちなみに、ベゼルカラーの表記についてですが、「BLNR」以外にも、
などがあります。これらの表記は、ロレックスが独自に用いているもので、ベゼルカラーを一目で識別できるようにするためのものです。
また、Ref.116710BLNR は2019年に生産終了となりましたが、現在でも中古市場で高い人気を誇っています。Ref.126710BLNR は、現行モデルとして販売されています。
