ロレックスのクラスプコードは、ブレスレットのバックル部分に刻印された英数字で、2010年頃までの製造時期を判別する手がかりとなります。マニアックな部分も含めて詳しく説明すると、以下のようになります。
1. クラスプコードの場所
クラスプコードは、バックルの内側に刻印されています。ロレックスの王冠マークの右側に「STEELINOX」などの素材表記があり、そのさらに右側にクラスプコードがあります。

年代・シリアル・クラスプ対応表(目安)
| 年代/Year | シリアル/Serial | クラスプ/Clasp Code |
| 1976 | 4,530,000 | A |
| 1977 | 5,000,000 | B |
| 1978 | 5,470,000 | C |
| 1979 | 5,950,000 | D |
| 1980 | 6,430,000 | E |
| 1981 | 6,900,000 | F |
| 1982 | 7,370,000 | G |
| 1983 | 7,860,000 | H |
| 1984 | 8,330,000 | I |
| 1985 | 8,600,000 | J |
| 1986 | 9,290,000 | K |
| 1987 | 9,750,000 / R | L |
| 1988 | R | M |
| 1989 | L | N |
| 1990 | L → E | O |
| 1991 | E / X / N | P |
| 1992 | C | Q |
| 1993 | S | R |
| 1994 | S | S |
| 1995 | W | T / W |
| 1996 | T | V |
| 1997 | U | Z |
| 1998 | U | Z / U |
| 1999 | A | X |
| 2000 | P | AB |
| 2001 | K | DE |
| 2002 | Y | DT |
| 2003 | F | AD |
| 2004 | F | CL |
| 2005 | D | MA |
| 2006 | Z | OP |
| 2007 | M | EO |
| 2008 | M | PJ |
| 2009 | V | LT |
| 2010 | G / ランダム | RS |
| 2011 | ランダム | CP / ランダム |
| 2012 | ランダム | ランダム |
2. クラスプコードの見方
1976年以降のクラスプコードは英数字で構成されています。例えば、「A1」は1976年、「B1」は1977年、「C1」は1978年といったように、アルファベットが進むごとに製造年が1年ずつ新しくなります。
上の画像にあるクラスプは「H」なので、1983年頃と推定されます。
3. クラスプコードと製造年の関係
クラスプコードと製造年の対応表は、いくつかのウェブサイトで公開されています。しかし、これらの表はあくまでも目安であり、必ずしも正確とは限りません。
4. マニアックなポイント
-
クラスプコードの例外
- 一部のモデルや年代では、クラスプコードの規則に従わないものがあります。
- 例えば、1980年代初頭には、「A」から始まるコードが再び使用されたことがあります。
-
サービス交換されたクラスプ
- ロレックスのサービスセンターでブレスレットを交換した場合、クラスプコードの横に「S」が追加されます。
- この場合、クラスプコードは交換された時期を示すものであり、時計本体の製造年とは一致しません。
-
クラスプコードの偽造
- ヴィンテージロレックスの人気が高まるにつれ、クラスプコードを偽造した偽物が出回っています。
- 偽物のクラスプコードは、本物とは異なるフォントや刻印が使用されていることがあります。
5. クラスプコードの注意点
- クラスプコードは、あくまで製造年の目安であり、正確な製造年を特定するものではありません。
- 時計本体のシリアルナンバーとクラスプコードが一致しない場合もあります。
- クラスプコードだけで時計の真贋を判断することはできません。
6. まとめ
クラスプコードは、ロレックスの製造年を推定する上で参考になる情報です。しかし、例外や偽造品が存在するため、注意が必要です。時計の真贋や製造年を正確に知りたい場合は、信頼できる時計店や専門家に鑑定を依頼することをお勧めします。
さらにマニアックな情報
- クラスプコードは、ブレスレットの種類によっても異なります。
- 一部のモデルでは、クラスプコードが刻印されていないものもあります。
- ヴィンテージロレックスの中には、クラスプコードが複数回変更されているものがあります。
クラスプコードは、ロレックスの歴史や製造工程を知る上で興味深い情報です。しかし、その情報だけに頼らず、他の要素も総合的に判断することが大切です。
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