BLRO(ベゼルカラー)

ロレックス GMTマスターII のリファレンス番号末尾に付く「BLRO」は、ベゼルカラーが Bleu(青)と Rouge(赤)であることを示しています。この青と赤のベゼルは、その配色がペプシコーラの缶を連想させることから「ペプシ」という愛称で親しまれています。

ペプシベゼルの歴史は、GMTマスターの誕生に遡ります。

  • 1954年: パンナム航空のパイロットの要請により、GMTマスター(Ref.6542)が誕生。このモデルでは、昼夜を区別するための2色ベゼルが採用され、初期は青と赤のベゼルも存在しました。しかし、当時のベゼルはプラスチック製で退色しやすかったため、後に赤と黒のベゼルが主流となりました。

  • 1983年: GMTマスターII(Ref.16760)が登場。このモデルでは、ベゼルがアルミニウム製になり、耐久性が向上しました。Ref.16760では、赤と黒の「コーク」ベゼルが採用されました。

  • 2007年: GMTマスターII(Ref.116710LN)が登場。このモデルでは、ベゼルがセラクロム製になり、耐傷性と耐退色性がさらに向上しました。しかし、このモデルでは黒一色のベゼルが採用され、ペプシベゼルは一時的に姿を消しました。

  • 2014年: GMTマスターII(Ref.116719BLRO)が登場。このモデルはホワイトゴールド製で、セラクロム製のペプシベゼルが復活しました。

  • 2018年: GMTマスターII(Ref.126710BLRO)が登場。このモデルはステンレス製で、セラクロム製のペプシベゼルがついに復活しました。ジュビリーブレスレットが採用されたことも話題となりました。

このように、ペプシベゼルはGMTマスターの歴史において、初期から存在していたカラーリングです。しかし、素材やモデルの変遷とともに、一時期姿を消したり、復活したりと、様々な歴史を刻んできました。現在では、Ref.126710BLRO がステンレス製のペプシベゼルモデルとして人気を博しています。

ちなみに、ベゼルカラーの表記についてですが、「BLRO」以外にも、

  • LN: Lunette Noir(ブラックベゼル)
  • BLNR BLeu Noir(青黒ベゼル、通称「バットマン」)
  • CHNR CHocolat Noir(茶黒ベゼル、通称「ルートビア」)

などがあります。

これらの表記は、ロレックスが独自に用いているもので、ベゼルカラーを一目で識別できるようにするためのものです。

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