ロレックスの「オイスターパーペチュアル」は、単一の機構を指すのではなく、2つの革新的な技術を組み合わせたものです。オイスターは時計のケースに、パーペチュアルはムーブメントにそれぞれ名付けられた機構になります。ロレックス好きなら聞きなれた用語ですが、初めて聞く人のほとんどが、「ダセェしナゲーな、その名前」と感じる。
それが、 「オイスター」 と 「パーペチュアル」 です。それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. オイスター (Oyster)=牡蠣
- 優れた防水性: 牡蠣は、硬い殻で体内をしっかりと密閉し、外敵や海水から身を守っています。
- 真珠: 牡蠣は、美しい真珠を生み出すことで知られています。
というわけで、牡蠣のように堅牢でしっかりと防水性があるという印象を持たせるネーミングなのです。
- 世界初の防水ケース: 1926年にロレックスが開発した、腕時計内部への水や埃の侵入を防ぐ構造です。
- ねじ込み式: 裏蓋とリューズをねじ込み式にすることで、ケースを密閉し、高い防水性を確保しました。
- 堅牢性: 優れた耐久性も備えており、様々な環境下で時計を保護します。
2. パーペチュアル (Perpetual)=永遠
- 世界初の自動巻き機構: 1931年にロレックスが開発した、腕の動きでゼンマイを自動的に巻き上げる機構です。
- ローター: ムーブメント内部に組み込まれた半円形の錘(おもり)であるローターが、腕の動きに合わせて回転し、ゼンマイを巻き上げます。
- 利便性: 手動でゼンマイを巻く必要がなく、時計が止まる心配を軽減します。
これは、自動巻きムーブメントは腕に着けていると永遠に動き続けるという意味であり、単に「自動巻き」というよりは、パーペチュアルという名前で他とは違う付加価値を植え付けている。
オイスターパーペチュアルの誕生
1933年、ロレックスはこの2つの技術を組み合わせた 「オイスターパーペチュアル」 を発表しました。
- 防水性と自動巻き: 高い防水性と自動巻き機構を兼ね備えた、実用性に優れた腕時計として、瞬く間に人気を博しました。
- ロレックスの象徴: オイスターパーペチュアルは、ロレックスの技術革新と伝統を象徴する、基幹コレクションとなっています。
現代のオイスターパーペチュアル
- 進化: 現代のオイスターパーペチュアルは、初代モデルから進化を続け、様々なバリエーションが展開されています。
- 高精度: クロノメーター認定を受けた高精度ムーブメントを搭載し、優れた精度と信頼性を提供します。
- 多彩なデザイン: シンプルで洗練されたデザインを基調に、サイズ、素材、文字盤カラーなど、豊富なバリエーションが用意されています。
つまり、「オイスターパーペチュアル」は、単なるモデル名ではなく、ロレックスの技術革新を象徴する言葉であり、ブランドの哲学を体現する存在と言えるでしょう。なので、コスモグラフデイトナやデイトジャストなどロレックスのほとんどのモデルに「オイスターパーペチュアル」という名前が書かれています。

