ZENITH Chronomaster Sports Ref. 03.3100.3600

新作って、やっぱりウキウキしますね。この時期になると多くのブランドが発表してきますが、ゼニス2021年新作として発表したモデルが少し前にブログでもご紹介した “リバイバル A385 と、SNSなんかで若干ザワついたモデル、今回ご紹介する “クロノマスター スポーツ” です。

先ほど「ザワついた」と書きましたが、何が「ザワついた」のか?それは高級時計が好きな方なら多くの人が感じたことかもしれませんが、あの大人気ブランドのあの大人気モデルに似ているということです。

そう、テクノス TSM411TW です。まさかゼニステクノスの・・・いや、違う。間違えた。ロレックスだった。うっかりしていた。コスモグラフ デイトナ Ref. 116500LN に似ているということで、様々な意見が飛び交っていました。

確かに、見た目が良く似ているようにも思える。でも僕の意見としては、奇抜で突き抜けたデザインのモデルならまだしも、クロノグラフの見た目はどうしても似通ってしまうと思うんです。そんなこともあって、ブランド側が狙ってそうしたか、たまたまそうなったかはわかりませんが、その部分においては重要視しないのが、私の考えです。

同じ」と一括りにするのではなく、「違い」を見つけられる方が素敵だと思います。インダイヤルもカラーはもちろん違うのはすぐにわかりますが、3つそれぞれが若干重なっているし、4時位置にはデイトがある。ベゼルもスケールの刻みが違う。当然クロノグラフ針の動きも、10秒/1周なので動きが全く違う。

そしてケースバックはロレックスにはないシースルー仕様となっている。もちろん実用性を最重要視するロレックス、シースルーバックにしないのは、ポリシーを貫き通すという意味で素晴らしいと思う。

その点は、これまで “魅せる” ことも大事にしてきたゼニス、素晴らしいムーブメントを見せてくれています。お馴染みの星型に肉抜きされたローターも、憧れの一つに挙げる人も少なくない。

エル・プリメロ 3600というムーブメントが採用されているこのクロノマスター スポーツですが、記念モデルなどでは既に使われてますので、レギュラーモデルでの初採用となるのだが、信頼性は問題なさそうです。

結論を言うと、細かな点は違いが多い。しかし見た目は完全にソックリ。でもソックリでいいじゃん!実際、メッチャ売れてるみたいだし。セラミックベゼルタキメータースケールを刻み、(もしくは)のダイヤルスリーカウンタークロノグラフだと、そうなるのは必然。オーデマピゲロイヤルオークに似たモデルも多くあるし、何ならパテックフィリップカラトラバなんて・・・言ったらキリがないから、気に入ったらそれでいいと思います。僕はこれ、好きです。

Ref.番号
  • 白・SSブレス:03.3100.3600/69.M3100
  • 黒・SSブレス:03.3100.3600/21.M3100
  • 白・ラバーストラップ:03.3100.3600/69.C823
  • 黒・ラバーストラップ:03.3100.3600/21.C822
ケース径 41mm
素材 ステンレススチール
防水 100m(10気圧)
ムーブメント エル プリメロ3600
機能 時・分・秒・デイト・クロノグラフ
振動数 36,000振動/時(5気圧)
巻き上げ 自動巻き
パワーリザーブ 60時間
限定
価格
  • SSブレス:1,166,000円(税込み)
  • ラバーストラップ:1,100,000円(税込み)