若い時はイケイケなので前しかみてませんが、歳を取ると過去を振り返りがちになります。今年も1月がすでに後半に入りましたので、ちょっと2024年を振り返ってみたいと思います。
なんだかんだ言いながら、やはりスポーツモデルは恰好良いです。ムーブメントがどうこうという玄人的な時計の良さも大事ですが、ルックスも伴ったモデルならなおさらいいですよね。
今回は、雲上ブランドのノーチラスやロイヤルオークのような一部の人しか買えないモデルではなく、普通に買えるモデルをチョイスしてみました。共感してもらえれば、幸いです。
TUDOR Pelagos FXD GMT
チューダーのペラゴス FXD GMTは、2024年のチューダーの新作で一番のサプライズモデルだったと思います。もちろんピンクダイヤルのクロノグラフもありましたが、なかなか買えないことを考えたら、やっぱりこっちに軍配が。というより、普通に恰好いいモデルと思います。
METAS認定のGMTムーブメント、エクスプローラーII直系のオレンジGMT針、ペラゴスLHDを彷彿とさせるカラーリング、刻印されたケースバック。恰好いいっすね、コレ。
663,300円(2025年1月現在)
OMEGA Seamster Diver 300M “Daniel Craig”
当初、ダニエル・クレイグが着用していたことから、ファンに「ダニエル・クレイグ」と呼ばれるように。これは007のシーマスターではありませんが、ステンレススチール製の42mm径ケース、そして優れたマスタークロノメーターキャリバー8806を搭載しています。「ノー・タイム・トゥ・ダイ」のシーマスター 300Mと比べて、モノクロームのデザイン、そして何より魅力的な価格設定が特徴。シンプルなダイバースウォッチとしてこれはなかなか優れモノだと思います。
1,001,000円(2025年1月現在)
IWC Ingenieur Automatic 40
ジェラルド・ジェンタによる1970年代のオリジナル インヂュニア SLのデザインをベースにした、直径40mmのステンレススチール製インヂュニア(Ref. IW328907)は、ロイヤルオークに似たストーリーを持つ魅力的なモデル。内部には、120時間のパワーリザーブを備えたIWCのキャリバー32111が搭載されています。2024年の終盤に王道のブルーダイヤルが登場しましたが、2023年に出たブルーグリーンもかなり魅力的ではありますね。
1,776,500円(2025年1月現在)
ROLEX GMT-Master II 126710GRNR “Bruce Wayne”
一応、ロレックスを無視するわけにはいかないので、GMTマスターII 126710GRNR をチョイス。ちょっと鼻に付くのが、GMTのベゼルカラーからニックネームを無理やりつける習慣ができてしまっていて、このモデルは 「ブルース・ウェイン」と呼ばれています。それがチョット嫌な部分ではありますが、時計に罪はない。で、40mmの904Lステンレススチール製GMTマスターIIケース、スーパークロノメーターキャリバー3285ムーブメント、そして(ステンレスモデルでは)新色のブラックとグレーの24時間セラミックベゼル。以前存在した Ref.116710LNというブラックベゼルは不人気でしたが、これは人気で、なかなか買えないですね。
1,633,500円(2025年1月現在)
実はグランドセイコーなども選びたかったのですが、最近のグランドセイコーは中身よりも文字盤でバリエーションを増やしている印象で、それはそれでまたご紹介できたらと思います。
今年も多くのブランドから良いモデルが出るでしょうし、楽しみだなぁ~。
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