【2025新作予想】色んなブランドの今年の新作のヒントを探る

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“毎日、誰かの 命日 誕生日!”

なんて言いますが、子供の頃は「毎日、僕の誕生日だったらなぁ~」なんて思いました。何でこんな話をするかというと、僕たちの好きな時計達にもアニバーサリーイヤーなるものが存在する。
2025年の時計市場では、どんな注目のモデルやビッグイベントが待ち受けているのでしょうか?多くの時計ブランドにとって、〇周年記念は、最も分かりやすく効果的なテーマと言えるでしょう。
今年は特に、多くのブランド、シリーズ、あるいはパートナーシップにおいて、〇周年記念が「0」または「5」の節目を迎えます。時計ファン注目のロレックス、オメガ、パテック フィリップ、オーデマ ピゲもその中に含まれております。そのため、各ブランドは〇周年記念を盛り上げるための話題作りに力を入れるでしょう。

ということで、〇周年記念というテーマから、どのような新作が登場するのかというヒントを探ってみたいと思います。「こんなモデルが!」なんていう具体的な予想は差し控えますが、新作が私たちの期待をさらに高めてくれることに期待したいですね。


インデックス

OMEGA

  • アポロ13号計画55周年
  • 007とのコラボレーション30周年

  • 1970年:アポロ13号のミッションで、スヌーピーはNASAの公式マスコットに選ばれる。
  • 2015年:アポロ13号計画45周年を記念して、オメガは「スピードマスター アポロ13号 スヌーピーアワード」をリリース。
  • 2020年:アポロ13号計画50周年を記念して、オメガは「スピードマスター “シルバー スヌーピー アワード” 50周年記念モデル」をリリース。

そして今年2025年は、アポロ13号計画55周年!確かに、第四世代の「スヌーピーアワード」が登場する可能性はありますね。オメガは、記念モデルの発表をサプライズで行うことが多いので、もしかしたら近いうちに発表があるかもしれません。

オメガが長年コラボレーションしているのは、スヌーピーと007。スヌーピーはスピードマスター、007はシーマスターというように、それぞれ代表的なシリーズと結びついています。今年は、どちらにとっても記念すべき年になるだけでなく、関連モデルの多くが高い評価を得ています。
スピードマスターシリーズは、昨年も話題に事欠きませんでした。いくつかの新作が登場し、ブランドの積極的な姿勢が感じられました。そして今年2025年は、NASAアポロ13号計画とシルバースヌーピーアワードの55周年にあたります。オメガは過去に、アポロ13号計画45周年と50周年の際に、それぞれ第二世代と第三世代のスヌーピーを発売しています。そのため、55周年となる今年は、スピードマスターコレクターの間で大きな注目を集めているんです。
一方、007とコラボレーションしているシーマスターダイバー300Mは、ジェームズ・ボンド役の交代時期ということもあり、何かしら新たな007コラボモデルが登場するんじゃないか、と思います。

PANERAI

  • パネライ165周年
  • パネリスティ25周年(パネライファンのコミュニティ)

アッ!パネリスティコミュニティ25周年を記念するPAM02025は、なんと昨年発表され、前倒しで展開されていました。すっかり忘れてました。ファンを大切にする姿勢は、ものすごく好感が持てるブランドです。パネリスティコミュニティ25周年を記念して、昨年10月に先んじて「ルミノール ヴェンティチンクエ PAM02025」を発表しました。このモデル名は、2025年とパネリスティ25周年にちなんで名付けられたもので、世界限定1,000本、価格は1,320,000円でした。

44mmのブルニート仕上げステンレススティールケースは、名作PAM00127「Fiddy」からインスピレーションを得ており、手作業によるエイジング加工が施され、独特のヴィンテージ感を醸し出しています。ブルーのグラデーションが美しいサンドイッチダイヤルには、ベージュのSuper-LumiNova® X1夜光塗料が塗布されており、あらゆる光の下で優れた視認性を確保しています。搭載されているのは、手巻きキャリバーP.6000。3日間のパワーリザーブを備え、安定性と耐久性に優れています。
シースルーのスモーククリスタルケースバックには、パネリスティ25周年記念のロゴが刻印されており、ブランドと熱心なコレクターとの深い絆を象徴しています。

ということで、あとはパネライ生誕165周年モデルというのが出るでしょうか、ってところです。

ROLEX

  • ロレックス創業120周年
  • GMTマスター70周年
  • デイトジャスト80周年

2025年は、ブランド創業120周年というだけでなく、GMTマスター70周年、そしてデイトジャスト80周年も迎えます。もちろん、ロレックスは「〇周年記念モデル」を作らないと言われるブランド。しかし、2023年のデイトナ60周年を振り返ってみると、プラトナが初めてシースルーバックを採用した実績があります。
また、ル・マン24時間耐久レース100周年には、デイトナ ポールニューマンを彷彿とさせる、デイトナ ル・マンが登場しました。さらに、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団との15周年には、バイオリン柄のグリーンエナメルダイヤルを備えたデイデイトが発表されました。

これらの事実があることから、ロレックスはこれといってアナウンスしないながらも、特別なタイミングで特別なモデルを発表しています。2025年は、GMTマスター70周年デイトジャスト80周年という節目の年です。もしかしたら、サプライズでセレブレーションダイヤルのデイトジャストが登場するかもしれませんね!
などなど、期待が高まります!

OTHERS

 ブランド創業記念

  • オーデマ ピゲ 創業150周年
  • ヴァシュロン・コンスタンタン 創業270周年
  • A.ランゲ&ゾーネ 創業180周年
  • ブレゲ 創業250周年
  • ゼニス 創業160周年
  • ブランパン 創業290周年
  • タグ・ホイヤー 創業165周年

2025年は、本当にたくさんの時計ブランドが周年を迎える年。中でも、オーデマ ピゲの150周年は盛大にお祝いされることがほぼ確実です。CEOであるイラリア・レスタ氏にとっても、就任以来の大きな任務となるでしょう。
もう一つ、見逃せないのが ブレゲの250周年です。ブレゲは、天才時計師アブラアム=ルイ・ブレゲの名を冠したブランドで、時計製造技術と文化的な基盤の両面で卓越しています。しかし近年は、高級スポーツウォッチの人気に押され、ドレスウォッチを得意とするブレゲは少し控えめな印象。ただ、ケースサイズが小さくなり、クラシックなスタイルの時計が再び注目を集めるようになってきたので、この流れに乗って、ブレゲが魅力的な新作を発表してくれることを期待しています。

モデル誕生記念

  • パテック フィリップ – パーペチュアルカレンダー100周年
  • ジラール・ペルゴ – ロレアート50周年
  • カルティエ – パシャ ドゥ カルティエ40周年
  • ウブロ – ビッグ・バン20周年

時計の〇周年記念は、モデル、ムーブメントなど、様々な切り口で話題にしやすく、宣伝規模も大小自在なので、多くのブランドが活用しています。中でも注目は、パテック フィリップパーペチュアルカレンダー誕生100周年は、非常に特別な意味を持ちます。なぜなら、これはパテック フィリップ初のパーペチュアルカレンダーリストウォッチであると同時に、世界初のパーペチュアルカレンダーリストウォッチでもあるからです。
また、240 Qマイクロローター自動巻きムーブメントを搭載したパーペチュアルカレンダー Ref. 3940も、40周年を迎えます。

しかし、パテック フィリップはこれまで〇周年記念を大々的に祝うことはあまりありませんでした。なので、特別なモデルが登場するかどうかはわかりませんし、出ても僕は買えないので「いいなぁ」しか言えません。


というわけで、毎年楽しみにしておりますが2025年も新作が待ち遠しいですね。もう先陣を切ってヴァシュロン コンスタンタンが222の新作をリリースしておりますが、それに続く魅力的なモデルを楽しみにしております。一応、新作発表のイベントの日程は一応、このようになっております。

  • LVMH ウォッチ ウィーク: 1月21日~24日
  • ウォッチズ&ワンダーズ: 4月1日~7日
  • ジュネーブ ウォッチ デイズ: 9月4日~7日

中でも、ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ7日間の開催となり、LVMHグループのブルガリが初参加することになりました。さらに、6つの独立系時計ブランドも新たに参戦し、総勢60ブランド という過去最大規模での開催となります。会期後半の3日間は一般公開され、ジュネーブ市内では様々なイベントも開催される予定です。時計ファンはもちろん、市民も楽しめる、まさに 街をあげてのお祭り といった感じになりそうですね。

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