1年前ぐらいに、”元ロレックスの正規店販売員” とかいう方がX(当時はTwitter)で、店舗内のバックヤードにある在庫であろう画像を複数枚晒したことは、記憶に新しいと思います。探せばその画像もいまだに出回っていますよね。
その方の働いておられた地域のお店の話が、今更ながら記事として出ていたので取り上げたいと思います。
私がその地域をマラソンする時には、その正規店の近くにある「資さんうどん」に、毎回行きます。丼とうどん、そしてミニぼたもちがセットになった “資さんしあわせセット” を食べるのが私の行動パティーンっす。
長いごぼ天がうどんにぶっ刺さっているこのセットは、なんとも贅沢でリーズナブルだと感心させられます。しかし後から喉が渇くんですけど、それは耐えるしかない。
宿泊する時は、正規店とは反対側にある駅前ホテルに泊まります。キャプテンハーロックや銀河鉄道999のモニュメントなどがあります。
話は脱線しましたが、講談社の現代ビジネスというメディアの記事をそのまま転載するのは芸がないので、その記事を要約すると、こうです。
福岡で、月70本ものロレックスを転売する巨大組織が暗躍していた。元町議X氏が率いるこのグループは、正規店店長から入荷情報を得て定価で購入、名義人を使い転売を繰り返していた。
X氏は出資者から資金を集め、暴力団とも繋がりを持つことで、販売店、百貨店外商部員、名義人、買取店を巻き込んだ巧妙な転売システムを構築。
しかし、出資者への返金が滞り、警察に被害届が出されたことで、この巨大組織の闇が明らかになった。
記事は、ロレックスマラソンに奔走する一般客を尻目に、なぜX氏のグループが大量のロレックスを入手できたのか、その背景に迫っている。店長とつながりを持ち、転売して得た利益をそれぞれにキックバックしているということが記事に載っている。
そしてその記事には続きがある。
福岡のロレックス転売グループは、正規店店長と癒着し、月50本以上の時計を転売、莫大な利益を得ていた。しかし、グループのボスX氏は暴力団への借金返済に充てていたため、出資者への返金が滞り、警察沙汰に。X氏は転売への関与を否定する一方、暴力団からの出資は認めた。癒着が疑われる店長も取材に対し、個人的な関係は否定しつつも、X氏のキャバクラへの来店は認めた。ロレックス側は取材にノーコメント。転売防止ルールがあるにもかかわらず、なぜこのような事態が起きたのか、ロレックス側の責任も問われている。
普通に考えて、「あなた達、転売に加担していましたか?」と聞かれて「はい、その通りです」とはいなわいだろうから、この流れは大方、予想の範疇だと思う。
でも、やはり自分の時間を割いて、一生モノの時計が欲しくて探している者にとっては、許しがたい行いだと思う。店側が客を選別するのは仕方がないと思うが、転売目的の輩と結託して自分の懐を肥やそうとするのは、納得がいかないんじゃなかろうか。
そういや数年前、東京のとある正規店でもそういう噂がありました。やっぱりみんな、お金が欲しいんだよね。
僕も個人的な気持ちとしては、店員が転売目的とわかりつつ販売している行為については、自分の欲しいロレックスが相対的に減るということなので腹が立ちますが、そんな状況下でも買えた時の喜びは一段と高いものになるという複雑な心境が起こっています。
でも純粋に、ロレックス好きの人が減るような行為はして欲しくないですね。
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