ニックネームをもつロレックスをみてみよう Part5

そろそろロレックスのニックネームをマスターしてきた頃でしょうか?第1弾を見ていた時はまだ若葉さんでも、今は立派な落ち葉さんになっているのではないでしょうか?シリーズ化しているニックネームですが、そろそろ終了を迎えようとしています。続けようとすると、勝手にオサーンがあだ名を付けて「そう呼ばれている」なんてでっち上げることになりかねないので、幕引きが近いとお伝えしておきます。

しかし、世の中には本来のネーミング以外で呼ばれているモデルというのは、探せばいっぱいあるもんですね。実は皆さんのよく知っているゲームの世界にもそんなのが存在してますよ。

任天堂のモンスター級の人気ゲーム、スーパーマリオ。そのマリオに登場するこれまた人気キャラクターの”ヨッシー”っているでしょ?この”ヨッシー”も実はニックネームなのです。本名はですね、”T. Yoshisaur Munchakoopas” と言います。これは、任天堂キャラクターガイドという本に載っています。読み方は「T.ヨシザウァ・ムンチャクーパス(クッパス)」と言います。タイ人みたいやな。

どーでもいいですね。では本題に入ります。


サブマリーナ/シードゥエラー コメックス

画像は1960年代~1970年代に製造されたサブマリーナ Ref.5514 です。ダイヤルに書かれているロゴの“COMEX(コメックス)”は海洋調査、水中作業を主な業務とした世界初の潜水作業専門会社です。この作業員が当時使っていたのが、ロレックスサブマリーナ」であったが、1964年、COMEXのダイバーが装備していたサブマリーナの風防が吹き飛ぶ事故が起きました。それから両社の協力の元、深海作業に耐え得るスペックを持った時計の開発が進みました。そして1972年に、COMEXの公式スポンサーになったロレックスは正式に COMEXのプロダイバー達にサブマリーナシードゥエラーを支給することになります。そのモデルが、ダイヤルに”COMEX“とプリントされたダイヤルになります。なので、サブマリーナシードゥエラーいくつかのモデルにまたがって”COMEX“は存在してます。ただ、めっちゃプレミア価格になっており、ダイヤルをリダン(書き足しなど)している個体が多いですので要注意です。


シードゥエラー ダブルレッド(DRSD)

シードゥエラー Ref.1665 通称、ダブルレッドDRSD:ダブルレッド・シードゥエラー)。”COMEX”の説明でもありましたように、コメックス社との共同開発を経て誕生したのがこのシードゥエラー Ref.1665 である。防水性能は当時のサブマリーナの約3倍にあたる、610mの防水性能を実現し、プロツールとして飽和潜水時に自動でヘリウムガスを排出する特殊機構「ヘリウムガスエスケープバルブ」を搭載した。その中でもダイヤルの表示が””で「SEA-DWELLER」「SUBMARINER 2000」と二行で表記されているのが”ダブルレッド”である。


サブマリーナ レッドライン/赤サブ

サブマリーナ Ref.1680 レッドライン(赤サブ)です。海外ではレッドラインと呼ばれており、ダイヤルの「SUBMARINER」という表記が””で記されている個体です。サブマリーナに初めてカレンダー機能が搭載され、2.5倍に拡大するサイクロップレンズ付きデイト表示を装備したロレックス最初のダイバーズである。Ref.1680の生産初期は赤サブのみの生産であった。赤サブの製造期間は1960年代後半~1970年代前半までとされるが、近年では1970年代後半でも存在している事が確認されている。赤サブの中でも、最もコレクターアイテムとされているのは、「メーターファースト」と言われる前期型で、経年変化でダイヤルがブラウン調に変色したものは、とくに人気が高い。


バブルバック

1930年代~1950年代にロレックスが製造していた、裏蓋が泡のように丸く膨らんだ自動巻きモデルの総称です。なので、その時代に作られたロレックスの自動巻きはどのモデルも”バブルバック”と呼ばれています。当時、ロレックスが開発した自動巻きムーブメントは、手巻きムーブメントに自動巻き機構を載せただけの物であった為、ムーブメントの厚みが増し、従来の手巻き用ケースには収まらなくなってしまった。そこで、奥行を持たせるために丸く膨らんだ裏蓋が考案された。その形状が「泡(バブル)」のように見える事から、通称「バブルバック」と呼ばれる。その後、裏蓋の膨らみが小さくなった「セミバブルバック」となり、1960年代には膨らみの無い「フラットバック」へと移り変わっていった。それにしても、分厚いですね。


今回は、何かに重ね合わせたニックネームというよりも、その物の持つ「特徴をそのまま呼ぶ」といったケースでした。あだ名の付け方の基本ですよね。でも人は見かけで判断してはいけません。日本一周を自転車で挑戦してるフリをしている脱走犯に、まんまと手を差し伸べてますからね。4桁ヴィンテージロレックスを買うときも、騙されないようにくれぐれもご注意ください。

今回のトップ画像は、”ベッカムの嫁はん”こと、”ヴィクトリア・ベッカム”です。デイトナRef.116505をしてますね、スパイスガールズのくせに。CD持ってるけど。「MAMA」って曲が好きやけど。

そんなこんなで今回もおしまいです。ありがとうございました。