ニックネームを持つロレックスを見てみよう Part4

人気ブランドというのは、色々と話題があります。モデル名一つとっても、本来の名前よりも愛称が上回る知名度となっていることも稀ではありません。その代表的なブランドがロレックスであり、これまで色々と紹介してきました。第一弾は「飲み物編」、第二弾は「キャラクター編」そして前回第三弾は「人名編」ということだったのですが、今回は「その他1」ということで、まとめてみました。

「その他」を英語で表記すると、”~ and more“や”etc“といった表現をします。と、ここで突然ですが、高速道路をみなさん使う機会はあるでしょうか?高速道路の運賃収受って、今はETCが普及したおかげでスムーズになったり、割引が適用されたり、カードのポイントが付いたりと色々と上手に使うとメリットがあります。だがみなさん知ってましたか?

実は「ETC」という名称、国土交通省が普及しようとした名称ではないのです。では何だったか知ってる人いるでしょうか?少しニュアンスは違いますが、「ETC」という名称もニックネームのようなものなのです。その答えは最後に記載しておきます。

では、長くなりましたが今回も行ってみましょう。


ターノグラフ サンダーバード

これは本来の名前を服すほど浸透している愛称ですね。このターノグラフは、「サンダーバード」という格好いい愛称を勝ち取りましたが、ではその由来はなんだったのでしょう。それは、1953年に誕生していたターノグラフはノンデイトモデルであった。その3年後にアメリカ空軍アクロバットチーム“サンダーバーズ”の隊長ドン・フェリス氏の引退記念として、“デイトジャスト“に回転ベゼルを搭載したモデルを特別発注したことが始まりとなってます。それから約50年もの長きにわたって製造されてきました。この「サンダーバード」という名前は、ロレックスの歴史の中でも有数の”名ペットネーム”です。


GMTマスター ブルーベリー

GMTマスター2ndモデル、Ref.1675です。この時代のモデルは、試作なのかは不明ですが色々と変わった仕様があります。その一つ、ブルー一色の回転ベゼルを持ったGMTマスターが出ていたようです。こういった特徴的なモデルなだけに、ペットネームが付いてます。それは、「ブルーベリー」です。しかし個人的な意見ですが、安易でレベルの低いネーミングだなぁ、と思ってます。オサーンなら、”Blue Grotto(ブルーグロット”なんて良いかと思います。”ブルーグロット”とはイタリア・カプリ島にある海食洞。簡単に言うと、海にある大変美しい洞窟で、「青の洞窟」と日本では呼ばれています。

恥かしながらが、珍しく真剣に対抗してしまった…でも、美しいという表現をもっと組み込んで欲しいですよね。


デイトナ ジョン・プレイヤー・スペシャル(JPS)

ポール・ニューマン“でお馴染みのレファレンスであるデイトナ Ref.6239 ですが、その中に特別なペットネームを持つ個体があります。それがこのゴールド×ブラックデイトナです。この配色が、イギリスのタバコブランド「John Player Special -JPS-」と同じであることから、そう呼ばれています。このネーミングはかなりシックリくる。まるでコラボしたようだ。JPSは、F-1レースをはじめ、モータースポーツでのスポンサードに力を入れており、オサーンの子供のころから「憧れ」のようなものがあったブランドだった。それがタバコの広告規制が欧米で広がり、撤退していくブランドは増えましたね。マルボロカラー×マクラーレンキャメルカラー×ロータス、そしてロスマンズ×ウイリアムズマイルドセブン×ベネトンなんかを思い出すような、懐かしさを感じさせてくれるモデルであり、ペットネームですね。


デイデイト プレジデント

プレジデントウォッチ”なんて呼ばれいるのが「デイデイト」です。第34代アメリカ大統領、ドワイト・アイゼンハワーに送られたのをきっかけに、装着されているブレスレットが”プレジデントブレス”なんて呼ばれるようになりました。他のブレスレットとの違いは、丸みがあり、ボリュームがあるので高級感存在感などがありますね。また、他のモデルとは違い、ステンレスモデルが存在していないのも大きな特徴ですね。その辺り、下(社員)に寄せるのではなく、上(社長)専用といった感じです。ちなみにロレックスのディフージョンブランドのチューダー(チュードル)にもありますが、こちらは「デイトデイ」というモデルです。何でわざわざテレコにするのか知りたいもんです。


色々あるもんですね、まだまだ。今回は「その他1」としてますので、まだ「その他2」もあるということはお察しだと思います。

さて、冒頭で取り上げていた”ETC”なんですが、実は当初「イーテック」という名前を2001年に付けて推奨してました。一般に公募したのですが、他には「イースルー」や「スルースルー」、「パスウェイ」などがありました。「イーテック」と名付けて浸透を図ろうとしましたが、すでにシステムの頭文字を取った仮の名称「ETC」という名称は存在していました。そこから「イーテック」をかぶせて行こうと思ったのですが、残念ながら仮で使っていた「ETC」を服すことができなかったということです。

高速のSAに当時掲示されてました

今回はここまでです。ありがとうございました。ちなみにトップ画像の「目つきワルオ」は、サッカー・ブラジル代表の”ネイマール”ですが、一見、グリコのオマケのような時計、リシャールミル RM052 トゥールビヨン スカル チタン Ref.RM-052 を着けています。価格は約4500万円くらいだそうです。