映画で使われたロレックスの歴史 Part.1

映画の小道具としての腕時計は、時として大変ストーリーに影響を与える場合もあれば、ただ単に形式上、着けている場合もあります。前者のような”重要な小道具“として使われると、観ている側も「あの時計、欲しいなぁ。」とか「格好いいなぁ。」なんて思いますし、探しやすいですよね。反対に後者の方は、上映中に”チラッ”としか映らなく、どこのブランドか、どんなモデルかを判別することが困難な場合があります。
ということで、今まで海外で制作された映画の中から、ロレックスに絞ってご紹介します。有名な映画もあれば、知らなかった映画もあるかもしれません。映画「007シリーズ」は数多く使わておりますので、また別の機会に紹介いたします。


大統領の陰謀 (All the President’s Men) 1976年

ロバート・レッドフォード

アメリカで実際にあった「ウォーターゲート事件」を題材にした映画です。主演のロバート・レッドフォードが着けているのは”サブマリーナ“です。ロバート・レッドフォードは、”サブマリーナ“をこよなく愛している人物だそうです。しかしこの映画では、彼が演じる”ボブ・ウッドワード“というワシントンポスト紙の記者本人からの「借り物」だそうです。そしてもう一つ注目したいのが、「リューズ」です。これ、閉め忘れてませんか?潜水時計としては致命的なミスですね、リューズの閉め忘れとは・・・考えにくいですが、演出なんでしょうか?んなわけないか。


ザ・ディープ (The Deep) 1977

ノック・ノルティ

日本ではあまり認知度は高くないかもしれませんが、このヒゲのオッサンはスタン・ハンセンハルク・ホーガンではなく数多く映画に出演している立派なハリウッドスターです。そんな彼が着けているのは、”サブマリーナ Ref.1680“と言われています。海が舞台のこの映画では、かなりの露出度です。

この身体・海には、めっちゃ似合いますね。


ディア ハンター (The Deer Hunter) 1978年

ロバート・デニーロ

ハリウッドの重鎮、世界的スターのロバート・デニーロです。この映画は、ベトナム戦争の帰還兵の生と死、友情をテーマにした映画となっています。内容の重い映画ではありますが、名作中の名作です。そんな彼が身に着けている時計は”サブマリーナ“と言われておりますが、この写真をみると??

シードゥエラー Ref.1665“だと思います。サイクロップレンズがないですね。今や、250万円以上もします。ロバート・デニーロも、結構ガッチリした身体をしておりますので、似合いますね。


マラソンマン (Marathon Man) 1976年

ダスティン・ホフマン

アカデミー賞俳優のダスティン・ホフマン、若かりし頃の映画です。タイトルはダサイですが、トイツ人とユダヤ人の重たい関係を題材にした小説を基に作られた名作です。このダスティン・ホフマンが着けているのは、SSジュビリーブレスの”GMTマスター“です。

サスペンス・スリラー映画が好きな方には、オススメの映画でもあります。


ロッキー2 (Rockey II) 1979

シルベスター・スタローン

ハリウッド版スポコン映画“として名高い「ロッキー」シリーズから、「ロッキー2」で登場したロレックスです。続編では、無名ボクサーから一躍有名人へとなり、成金ロードへまっしぐらとなります。そう、高級時計店へ足を運びます。そこで映るこのシーン!

ロレックス好きのオフ会」の様な写真です。ここではイエローゴールドの”デイデイト“、ダイヤモンドベゼルの”レディース・デイトジャスト“、そして少し切れているのがイエローゴールド・ジュビリーブレスレットの”GMTマスター“ですね。どれもこれも、一気に金の入った奴ほど欲しくなりそうなモデルですが、GMTマスターは良いですね。欲しいっす。


今回は、1970年代の映画をみていきました。こうやってみると、ロレックスがアメリカで一生懸命マーケティングをしているのがわかります。あまり広告ということを表に出さないロレックスですが、こうやって映画に忍び込ませるというのは効果が大きいのでしょう。そして実際に「良い時計」ということが良く分かるのは、劇中だけでなく普段から愛用している人が多いことです。シルベスター・スタローンも、ロレックス愛好家で有名ですからね。