TUDOR Black Bay Fifty-Eight Navy Blue Ref. 79030B

突然の発表は、時として人を大いに興奮させる。失礼な話だが、数年前までならチューダーが新作を出すとなっても、正直、それほど心躍ることはなかった。しかしチューダーが日本に再上陸したタイミングが空前の高級時計ブーム絶頂期。ロレックスを買いたいけども、なかなか高嶺の花という人達にも手が届く、「丁度いい」ブランド。落ち着くんです、これが。

そのチューダーは様々なラインナップを揃えているのだが、中でも人気の中心的モデルである “フィフティ・エイト” というのがある。私はロレックスサブマリーナは好きだが、なぜそれほどこのフィフティ・エイトが人気なのかがわからなかった(勉強不足だからです)。そんな時、ツイッターでお世話になっている方にお伺いしたことがあります。彼は、数多いコレクションの中から、フィフティ・エイトをしておられることがあります。

このモデルの良さを聞くと彼は、「絶妙なサイズ感」ということをおっしゃられました。それって個人の感想で、フィフティ・エイトの良さは他にあるのでは?と思っていましたが、手にした時、最初に思ったのが、「絶妙なサイズ感」でした(笑) 正しく彼の言う通り、ドンピシャのお答えだと感心しました。

手にしてわかる良さってのが、やっぱりあります。チューダーブラックベイシリーズは、41mmが主流ですが、フィフティ・エイト39mm。時計の世界は不思議なもので、このたった2mmの差で違いがよく出るものなのですね。

話がそれましたが、2020年は新型コロナウイスルの影響で、多くの時計ブランドの新作発表に影響を与えました。年明け早々に発表したブランドはそれほどでもありませんが、パッテックフィリップロレックスチューダーなどは、新作発表自体を2021年に延期するというスタンスを取っています。しかし私の耳に6月下旬に舞い込んだチューダーの新作。それも人気モデル、フィフティ・エイトの新作だということなので、心が躍りました。

それが今回ご紹介する、ブラックベイ フィフティ・エイト ネイビーブルー Ref. 79030B です。

 

私はどうしてもお店へ出向くことが当日できませんでしたが、ツイッターを見ていると、7月1日当日の購入されている方を発見!やはりこの方!

ご紹介させていただいた方は、後に奥様用の1本も購入されたということで、58 x 2本ワンハンドレッド・シックスティーンになっているのが下のツイートです。

何とも素晴らしい。ウチのヨメーンにもチューダーを叩き込んでやりたいのですが、キャノン砲のような罵声を浴びるだけなので、一人で時計は楽しんでいます。何とも羨ましい限りです。

さて、肝心の時計はというと、やはり高評価です。ファブリックストラップも良く似合うヴィンテージ感のあるモデルだけに、SSブレスレット以外のチョイスでもかなり恰好良い。新たに採用されたシンセティックレザーは、夏でも全く問題なく使用できるように、内側にはラバーの付いたハイブリッドタイプです。もちろんSSブレスレットは王道かと思います。

新素材のシンセティックレザーは、一見レザーのように起毛が立ってますが、直訳すると「人工皮革」です。

なかなかソフトタッチなベルトでフィット感も素晴らしいものがあります。また、チューダーファブリックベルトの質にも定評があります。こちらもなかなか捨てがたいです。

というわけで、仕事の加減でパトロールに出ることができずにいる私、オサーンですが、具体的なモデルは聞いてませんが、「ええのありまっせ~」と連絡をいただいたので一度店舗を覗いてみたいと思います。

直径: 39mm
厚さ  11.9mm
ケース素材 ステンレススティール
文字盤色 ブルー
インデックス アプライド
夜光 あり、インデックス・針
防水性能  200m
ストラップ/ブレスレット スティール製リベットブレスレット
ブルー”ソフトタッチ”ストラップ
ジュリアンフォール社製ブルーファブリックストラップ

キャリバー

MT5402
機能 時、分、秒
直径 26mm
厚さ 4.99mm
パワーリザーブ 70時間
巻き上げ方式 自動巻き
振動数 2万8800振動/時
石数 27
クロノメーター認定

あり、COSC

ステンレスブレスレット 399,300円(税込み)
シンセティックレザー 365,200円(税込み)
ファブリック 365,200円(税込み)