【新作】TUDOR Black Bay 54 M79000N

1954年、チューダーはブランド初のダイバーズウオッチ “オイスタープリンス サブマリーナー Ref.7922” を発表。耐久性・信頼性・精度・防水性をいずれも高水準に満たしたモデルは、当時の人気モデルに。その後15年の間に8種類のサブマリーナーが登場。その中に1958年に出たRef.7924は、後にチューダーの人気モデルであるブラックベイ58へと受け継がれてます。

左：プリンスサブマリーナーRef.7924　右：ブラックベイ58

このブラックベイ58の人気は昨今のチューダー人気の中心的モデルであり、様々な素材やカラーを展開しています。そして2023年の新作モデルとして登場したのが、チューダー初のダイバーズウォッチとして登場したRef.7922を現代的な形で復活させたブラックベイ54です。

この新作、ブラックベイ54はケースサイズが37mm。ここ数年、腕時計のケースはサイズアップがトレンドとなっていたがさすがに頭打ちが来たのか、サイズダウンするモデルもある中、この37mmのブラックベイ54が適正サイズと思う方も多いと思います。

しかもこのモデルには、チューダー独自の“T-fit”クイックアジャストクラスプの付いたラバーストラップがチューダーでは初めて採用される。これがまた一段とスポーティで恰好いい。ロレックスのサブマリーナーにはまだないセッティングなので、この柔軟性がチューダーの魅力の一つでもあるのでしょう。

41mmのブラックベイ、39mmのブラックベイ58、そして今回発表されたブラックベイ54が37mm。バリエーションが豊富ですね。このブラックベイ54がまた人気となれば、カラーベゼルやカラーダイアルが来年、再来年と新しく登場するような気もします。その時はグリーンだったりすると僕的には嬉しいです。