ロレックス エクスプローラー I & II の4桁リファレンス時代は、エクスプローラーの歴史において黎明期とも言える重要な時期です。それぞれのモデルについて詳しく見ていきましょう。
エクスプローラー I
1953年に誕生したエクスプローラー I は、世界初のエベレスト登頂に成功したエドモンド・ヒラリー卿の偉業に貢献した時計として知られています。4桁リファレンスのエクスプローラー I は、そのシンプルで視認性の高いデザイン、そして高い耐久性で、現在でも多くのファンを魅了しています。
4桁リファレンス エクスプローラー I の特徴
- シンプルなデザイン: 時刻表示のみに特化した、無駄のないデザイン。
- 高い視認性: アラビア数字の3、6、9インデックスと、視認性の高い時分針。
- 堅牢なケース: 過酷な環境にも耐えられる、頑丈なオイスターケース。
- 高い精度: ロレックスが誇る高精度なムーブメントを搭載。
4桁リファレンス エクスプローラー I 一覧
- 6350: 初代エクスプローラー。通称「ハニーカムダイヤル」と呼ばれる、蜂の巣状の模様が入った文字盤が特徴。
- 6150: 6350の後継機。
- 6610: 6150の後継機。リューズガードが大型化。
- 5500: 6610の後継機。
- 1016: 5500の後継機。ロングセラーモデルとして、約25年間製造されました。
エクスプローラー II
1971年に誕生したエクスプローラー II は、洞窟探検家などのために開発された、24時間表示機能を備えたモデルです。4桁リファレンスのエクスプローラー II は、オレンジ色の24時間針が特徴的で、その独特なデザインから、現在でも高い人気を誇っています。
4桁リファレンス エクスプローラー II の特徴
- 24時間表示機能: 洞窟などの暗闇の中でも、昼夜を判別できるよう、24時間針を搭載。
- 固定ベゼル: 24時間目盛りが刻まれた固定ベゼル。
- オレンジ色の24時間針: 視認性の高い、オレンジ色の24時間針が特徴。
4桁リファレンス エクスプローラー II 一覧
-
-
1655: 初代エクスプローラー II。通称「スティーブ・マックイーン」と呼ばれる、オレンジ色の24時間針が特徴的なモデル。
-
エクスプローラー I & II の4桁リファレンス時代は、それぞれのモデルの基礎が築かれた重要な時期です。4桁リファレンスモデルは、ヴィンテージ市場でも人気があり、高値で取引されていますが、なかなか真贋などの問題もあり、信用のある店舗での入手が望ましいです。