ロレックスで使われる素材についてですが、ロレックスは、高品質な素材を厳選し、独自の技術で加工することで、優れた耐久性、耐食性、美しさを実現しています。時計のケース、ブレスレット、ベゼルなど、様々な部分にそれぞれ適した素材が使われています。
ロレックスマラソンで自分の欲しいモデルを店員さんに伝えると、「どの素材を探しておられますか?」などといった質問があります。どんな素材があるのか見て行きましょう。
1. オイスタースチール
- ロレックスが独自に開発した、904L ステンレススチール。
- 一般的なステンレススチールよりも耐食性、耐衝撃性に優れています。
- 研磨することで美しい輝きを放ちます。
- ロレックスのステンレスモデルやコンビネーションモデルのケースやブレスレットに使用されています。
2. 18Kゴールド
- ロレックスは、イエローゴールド、ホワイトゴールド、エバーローズゴールドの3種類の18Kゴールドを使用しています。
- エバーローズゴールドは、ロレックスが独自に開発したピンクゴールド合金で、プラチナを配合することで、美しい色合いと輝きを長持ちさせます。
- ゴールドは、ケース、ベゼル、ブレスレット、インデックスなどに使用されます。
3. プラチナ
- ロレックスは、最高級のプラチナである950プラチナを使用しています。
- プラチナは、希少性が高く、美しい輝きと耐久性を兼ね備えています。
- デイデイトやデイトナ・チリーニ・1908などの特別なモデルに使用されます。
4. セラクロム(ベゼル)
- ロレックスが開発した、高硬度セラミック素材。
- 傷つきにくく、色褪せしにくいのが特徴です。
- GMTマスターIIやサブマリーナー、一部のデイトナなどのベゼルに使用されています。
5. その他の素材
- ロレゾール: スチールとゴールドを組み合わせた素材。
- ロレジウム: スチールとプラチナ(ベゼル)を組み合わせた素材。
- オイスターフレックス: 金属の芯材をエラストマーで覆ったブレスレット。
- メテオライト: 隕石から採取した、独特の模様を持つ素材の文字盤。
- マザーオブパール: 真珠の母貝から採取した、虹色の輝きを持つ素材の文字盤。
- サファイアクリスタル: 傷つきにくい、透明度の高いガラス素材。
ロレックスは、これらの素材を巧みに組み合わせることで、多様なモデルを生み出しています。素材の特性を理解することで、ロレックスの魅力をより深く味わうことができるでしょう。
その他
- ロレックスは、素材の品質管理に非常に厳しく、独自の検査基準を設けています。
- ゴールドやプラチナは、自社で鋳造から加工まで行っています。
- セラクロムは、独自の技術で製造され、高い耐久性を実現しています。
- 文字盤に使われる素材は色んな種類の貴石があり、その文字盤やベゼルには様々なルビーやダイヤモンドといった宝石が使われることもあります。
ロレックスは、素材へのこだわりが、時計の品質と価値を高めていると言えるでしょう。