シン・レアモンクエスト 第2話

この前、子供を連れてスーパー銭湯に行き、サウナでどれだけ我慢できるか勝負をしたのですが、限界が近付いた子供をビビらそうと「うわっ、扉が開かない!ロックされてる!」って、押したら開く扉を引いてガンガンってやってたら、もっと限界が近かった他の客がパニックになってたのがツボったオサーンです。

 

新たに始めたこの “シン・レアモンクエスト” ですが、2023年1回目のマラソンは残念な結果に終わった。また、内容が期待ハズレかも知れませんが以前とスタイルの変更はありません。というより新たな変更なんて、脳がないので無理なんです!
( ノД`)シクシク… ノД`)シクシク…

我慢して見ろ!(逆ギレ)

 

さて、ネタバレするわけではないですが、ときどーき当選するロレックス事前予約が当たり、その日が明日に迫ってきた。

これまで数回、事前予約は当選したことがあるのですが、今のところ購入に至ったことはありません。欲しいモデルを伝えるもケースサイズが違うモデルだったり、素材が違ったり、ダメな時には『在庫なし』だけ伝えられ何の提案すらないことも。この状態が続いているので、期待はそんなにしていません。確かに、比較的入手のしやすいモデルを言えば買えたかもしれませんが、欲しいモデルを言わないと意味がない。だから結局、期待薄なんですよねぇ・・・

そういえばTVやネットニュースを見ていると、10年に1度の寒波がやってくると言っている。まぁそうは言っても、そんなにウチのエリアは降らんだろう。そうやって警戒させておいた方が、結果的に何もなかったらその方がいいですからね。さっさと寝~よおっと。

そして夜が明けた

※すがすがしい夜明けのイメージ

 

しかし・・・

 

雪国じゃねーか!

マイカーのタイヤはノーマル、もう家からは車で出れない。歩くだけでもズルズル滑る。本当なら今日のロレックス事前予約はキャンセルしたいところ。せっかくの当選でも、車ではなく駅まで歩くと30分。この足元だと40分は覚悟する。休みたい・・・でもどうしても今日は職場に行かないと駄目な事情がある。仕事には人一倍責任感の強い仕事一筋のオサーンは意地でも仕事へ向かう。誰も家まで迎えにきてくれないのは、人間性に問題があるからか・・・それは諦めよう。
あっ、そうだ。他の地域はどうなのか、行く予定のロレックスのある大阪市内に住む友達に連絡する。

「あ、もしもし。市内の雪、どう?」

「はぁ?雪?んなもん、何も降ってへんわ!」

そうなのか⁈ ウチの地域が大雪で、大阪市内は全く降ってないのか。それなら、仕事に行ってからロレックスに行こう。

スケートリンクのようにテカテカになった道をフラフラしながら徒歩40分、駅までどうにかこうにか到着した。職場に着き、どうしても参加しないといけない会議に出席、その後、体調不良で予定通り退社。電車に乗るために駅構内を歩いていると、ふと目に留まったのは、地下鉄構内のベンチに座っている70代の警備員さん。かなり寒そうにしている。電車まで時間のあった僕は改札に入らず、その警備員さんの横に座り話しかける。

「お父さん、寒いなぁ、今日。」

そう声を掛けると、

「この歳には堪えるわ・・・」

という。そりゃそうだ。僕でもこの寒さは辛い。話を聞くと、今は休憩時間でベンチに座っているという。寒いのだろう、両手を擦り合わせている手が止まらない。年配になって、外での立ち仕事。相当な疲労に違いない。そんな苦労話に耳を傾け、その過酷な生活状況をねぎらった。そろそろ僕の電車の時間だ。僕がこのおじさんに何かできることは、と考え、カイロ代わりにと思い、自販機で缶コーヒーを買った。そのコーヒーを手渡した時、その警備員さんは言った。

 

「チベタッ!これアイスコーヒー、もう・・・」

そんな声を背に受け、足早に改札へ向かう。自販機のボタン間違えてん、ゴメンな。

この日、近畿地方のJRはほとんど運休してしまっていた。しかしさすがは阪急電車。元気に走っている。地下鉄から阪急電車に乗り換える。電車内の席は全て埋まっているので、足が痛いフリをして電車内を移動。そして優先席をしっかりと確保、混んでいる電車でもしっかりと座れた(実際に足に若干の障害がある)。座ったら即、寝入るのがマイスタイル。完全に落ちる。そして目が覚めたら大阪梅田に到着していた。

地元と違い、寒いだけで雪なんて全くない大阪。事前予約までまだまだ時間がある。小腹が減った僕はちょっとここから移動し、ランチをいただくことにする。

中はお客さんでいっぱいだったので外で待つことに。ちなみにこの店と隣のカフェ、お客さんが帰る時に店員さんが外まで出てきてお礼をいう丁寧な店なんです。別にそこまでしなくてもいいけども、嫌みもなくいい感じです。

一人でくる女性客も多い、あっさりと食べられる鶏醤油中華そば。麺大盛もサービスしてくれるし、満足のいくオシャレな空間でした。いつも思うのですが、ラーメンについてる海苔ってどのタイミングでどうやって食べるモノなんでしょう・・・?メチャ美味しいお店ですよ! 以上、食レポっす。

そろそろ時間も時間なんで、ブラブラ歩いて目的地へ向かっていると、人がそれなりに多い。やはり中国からの人が多く感じる。徐々に増えてきている。

ひっかけ橋(戎橋)でパフォーマンスをするスパイダーマンも、この寒さではダウンベストを着てしまう。行きかう人の数も増えている中、ちょっとここにも寄ってみます。

最近はあんまり話題にならないスウォッチさんに寄る。MoonSwatchがディスプレイされているところに中国人がいる。店員さんに何やら聞いているようで、「ありますよ~」と言っている。

あるの?

種類は限定されていたけども、よくよく考えてみると僕は・・・別にもういらないかな・・・でも一応、友達にそれとなしにLINEしてみる。

ということで返信がきたので、MISSION TO MARS の在庫を聞いてみる。

「ありますよ~」

さすがはスウォッチさん。時計も軽いし対応も軽い。

というわけで、ゲットできた火星モデル。

買えたことをまだ知らない友達からLINEが来る。

ということで、プレゼントもゲットできたのでラッキー♪ その後、デパ地下で少し買い物をして、やってきました今回の事前予約。

※画像はイメージです

今まで事前予約で行く場合は、素直に欲しいモデルを伝えてきた。しかし僕程度のクラスだと、伝えたモデルはそう簡単に出てこない。ステンレスモデルではなく無垢モデルをいつも言っていたからかも知れないが、やっぱり欲しいモデルを言うのが王道だろう、そう思っていた。しかし今回は欲しい候補、外して伝えてみた。どうなるか・・・

オサーン:オ / 店員:店

店:「お待たせしました。ご予約、ありがとうございます。」

大当たりの店員さん、チョー美人。

オ:「今となっては、入店するのも至難の業ですね。」

デレデレしてしまう。

店:「そうですね。応募が多いということもあって。でもせっかくご来店されたのですから、ごゆっくりしていってください。」

奥へ通され、椅子に腰かける。

店:「今は何かロレックスをお持ちなんですか?」

その質問の答えとして、袖を上げて着けている時計を披露する。

この日の時計はRef.126234 ミントグリーン

オ:「はい、今日はデイトジャスト36のミントグリーンです。他、色々と持ってます。」

そういって、持っているモデルを色々と伝える。

店:「ありがとうございます。たくさん愛用していただいてるんですね。今回の希望モデルは・・・」

オ:「はい、デイデイト40のホワイトゴールド×オリーブグリーンが欲しいんです。」

実はこのモデルも欲しいが希望順位的には下の方だ。それをあえて言ってみた。

店:「こちらのモデルですね。なかなか今はデイデイトも人気になっているということもあり、品薄が続いています。」

ロレックスのカタログを広げながら説明する店員さん。

店:「他に気になるモデルはございませんか?」

オ:「いいんですか?言い出したら止まりませんよ(笑)」

店:「はい、あればお出ししますから。」

んなわけないだろうが、そういってくれると嬉しい。

オ:「他は、デイデイトのプラチナアイスブルーかメテオライトが欲しいです。」

と、完全な予算オーバーだがかなり今となってはハードルの高いモデルをここで入れてみた。店員さんの顔をみると、かなり厳しそうな表情をしている。

店:「それでは在庫の方を確認してまいります。」

待っている間、落ち着きのない僕は少し時間があるのでキョロキョロ周りを見る。他に2組のお客さんが対応中なので、あんまりウロウロせずに席に戻った。少し待っていると、店員さんが手ぶらで戻ってくる。やはり伝えたモデルは出てこずか・・・手にはタブレットを持っている。

店:「お待たせしました。お聞きしていたモデルは只今在庫がなくて・・・今あるのが、こちらになります。」

そういいながらタブレットの画面を見ると、ムムム、欲しいモデル上位のヤツ!メッチャ嬉しいがここはクールに対応する。

オ:「ん?これはこれで人気の色味ですよね?これはあるんですねぇ・・・」

店:「はい、今用意できるデイデイトはこちらになります。ご希望モデルではないのですが、お持ちのお時計からお好きな感じかなと思いまして。」

その提案に、最大限の値打ちを付ける僕。

オ:「それ、現行モデルではないんですが近いモデル持っているんですよねぇ・・・」

店:「そうですよね、先ほどもおっしゃってましたもんね・・・」

かーらーのー

オ:「でも〇〇さん、これも僕と〇〇さんとの縁、喜んでそのご提案をいただきたいと思います。キリッ!」

店:「それではお持ちします。」

というわけで、2023年一発目のロレックスをゲット!!

でもね、2022年末に並行店でしこたま時計を買っちゃったんだよね・・・お金が底をついてるんだけど、ど、ど、どうしよう・・・夜逃げするしかないかもな。