SEIKO Presage Style 60’s
1964年に “国産初のストップウォッチ付き時計” として発売されたのが、セイコーのクラウンクロノグラフというモデル。
via museum.seiko.co.jp
この年は、東京オリンピックが開催された年ということもあり、こういったスポーツウォッチが注目されたことだと思います。そして2021年、別にキリのいい〇〇周年というわけではありませんが、この当時の意匠を引き継いだモデルをリリース。1年遅れの東京オリンピックの開催に合わせたのかはわかりませんが、いいタイミングかも知れません。
左から SARY193 SARY195 SARY197
左から SARY189 SARY191 SARY192
セイコーらしい、無駄をそぎ落としたシンプルな3針デイトモデルと、9時位置からムーブメントが見えるオープンハートダイヤルがラインナップ。サラッとみていると何の変哲もない普通のモデルですが、よく見ると恰好いい。特に3針デイトモデルが渋い。
流石はプロのキャメラマン。しっかりとこのモデルの目指すべく雰囲気を写し出しています。しかしそのキャメラマンの腕前を差し引いても、よくできているのではないでしょうか?
セイコーのプレザージュは、2020年にリリースされたプレステージライン・シャープ エッヂ シリーズなんかもデザイン性に優れており、その上、価格がリーズナブル。
クラウン クロノグラフの持つボックス型ガラスやピンピンの尖ったシャープな針が、ヴィンテージ感を演出しています。元々カレンダー機能をもたないクラウン クロノグラフでしたが、ニーズを反映してか、スタンダードなモデルにはデイトが付きましたが、これは正解だと思っています。そして、プレザージュでは初めてのナイロンストラップも登場。ヴィンテージテイストにこだわっているようですね。
そして中のメカがチラッと見えるオープンハートも根強い人気のデザイン。しかし私の好みから言うと、やはり3針デイトモデルですね。特に、ホワイトダイヤルがイイ!実機を早く見てみたいもんです。
① 3針デイトモデル ② オープンハートモデル |
① SARY193 SARY195 SARY197 ② SARY189 SARY191 SARY192 |
ケースサイズ | ① 40.8mm(横)×47mm(縦)×12mm(厚さ) ② 40.8mm(横)×47mm(縦)×12.8mm(厚さ) |
素材 | ステンレススチール |
防水 | 5気圧 |
夜光 | ルミブライト(針・インデックス) |
風防 | ボックス型ハードレックス |
ムーブメント | ①4R35 ②4R39 |
巻き上げ | 自動巻き |
パワーリザーブ | 約41時間 |
価格 | 60,500円(2021年6月10日発売予定) |
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