【マイナーチェンジ】ロレックス サブマリーナー Ref.126610LV “カーミット”

ロレックス サブマリーナー1953年に登場し、2023年になった今年、70周年を迎えました。ということで、新作発表前には色々とサブマリーナーもフルモデルチェンジか新色・新素材追加などが噂されていました。プラチナ製の登場、ステンレスの青サブ、グリーンベゼル×イエローゴールド素材などなど、想像するだけでワクワクしてましたが、実際には「Ref.126610LVのグリーンベゼルの色目が若干薄く(明るく)なる」という、ロレックスでは珍しいマイナーチェンジ70周年を表現しました。

これ単体でみるとあんまり変化を感じませんが、並べてみると違いがわかりやすいと思います。

左が2023年~の新ベゼルで、右がこれまでのベゼルです。こうしてみると、はっきりと違いがわかります…よね?このベゼルカラーは “カーミット” という愛称で海外では呼ばれています。“カーミット” とは、アメリカの子供向け人気番組「セサミストリート」にでてくるカエルのキャラクター。

ここまで黄緑のベゼルカラーではありませんが、そのニックネームには納得。そもそもこのカーミットベゼルは、サブマリーナー誕生50周年として2003年に初登場したのが起源です。

デビュー当時はそれほど人気がなく、「SSサブマリーナー=黒」という人が多かったと思います。しかし時は流れ、今では人気が大逆転してますね。50周年の復刻的な感じなのですが、実はこれについてはロレックスのHPに正式に書かれているわけではありません。しかしスイスで開催された新作発表会のロレックス担当が、明るいベゼルになったことに言及していたそうなので、そういうことで間違いないのでしょう。

色の好みは人それぞれ。待ちに待った人もいれば、残念に思う人も。この新たなカラーのベゼルが長期的に採用されるなら、濃いこれまでのベゼルの希少性が上がるかもしれませんし、今回のカーミットが短命に終われば、それはそれでレアという扱いになることでしょう。こればっかりは、ロレックスにしかわからないことです。

派手派手な新作に結構目が行きがちですが、こうやってこっそりマイナーチェンジをするところも、ロレックスらしさなのかも知れません。

ケース径 41mm
素材 ステンレススチール
ベゼル 逆回転防止、セラクロム
プラチナコーティング目盛り・数字
リューズ スクリュー式
トリプロック(三重密閉構造)
クリスタル 傷防止サファイア
サイクロップレンズ
耐水性 300m/1,000フィート防水
キャリバー 3235
振動子 常磁性ブルーパラクロムヘアスプリング
高性能パラフレックスショックアブソーバ
パワーリザーブ 約 70 時間
ブレスレット SSオイスター(3連リンク)
クラスプ オイスターロック
グライドロックエクステンション システム
ダイアル ブラック
価格 1,284,800円(税込)