ROLEX Oyster Perpetual Ref.6062 “Moon Star”/”Bao Dai”

レア度★★★★★

“Moon Star”

アンティークロレックス市場で「ポール・ニューマン」「ジャン=クロード・キリー」などと並び、世界最高峰に位置する雲上モデルのひとつである。トリプルカレンダーにムーンフェイズ機構を搭載した「ムーンスター」。ロレックスのムーンフェイズ搭載機には1950年代につくられたこの“Ref.6062”のほか、“Ref.8171”、そして2017年に発表された“Cellini Ref.50535”がある。そして、文字盤のインデックスが星形になっているこのモデルは、50年代後半のわずか2年ほどしかみられなかったという「スターダイアル」である。


アンティーク市場でひと際高額な相場を叩き出している「ジャン=クロード・キリー」同様、ロレックスでは珍しいコンプリケーション系のレアモデルとしてマニアの間では有名になっている。その希少性から、市場に出ることも極めて稀であり、幻のモデルとして認知されている。

※参考・2009年 クリスティーズ・約6000万円

“Bao Dai”


1954年、平和問題に関する会議に出席するためにスイスのジュネーブを訪れた、ベトナム最後の王朝であるグエン朝の第13代にして最後の皇帝、「バオ・ダイ帝」が購入したとされるのが、このRef.6062である。
トリプルカレンダーで黒い文字盤の偶数部分にダイヤモンドを埋め込んだデザインであり、2002年のオークションでは約2700万円で落札された。しかしわずか15年後、2017年のオークションでは約5億7000万円の高値で競り落とされた。およそ22倍の上昇である。当時のロレックスブランドの時計として過去最高の落札価格を記録した。

スペック

ケース素材 イエローゴールド
ブレス素材 イエローゴールド・革
ブレスタイプ オイスターブレス・ジュビリーブレス
文字盤 ホワイト・ブラック
モデル トリプルカレンダームーンフェイズ
ケース径 36mm
防水 スクリューバック・防水
ムーブメント 自動巻き
製造時期 1950年代