ROLEX Milgauss Ref.1019
- 2018.09.29
- ヴィンテ-ジ・ロレックス ミルガウス ロレックス 海外ブランド
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レア度★★★☆☆
アメリカン・ドリームならぬ、「ロレマニア・ドリーム」的な存在ですよね、オールドミルガウス。今回紹介するモデルは、先代モデルのミルガウスRef.1019である。1stミルガウスは、もうすでに非現実的な価格へと昇天してしまったが、どうか・・・まだ買えるか?オサーンには買えそうもないが、2017年には200万円弱から見つけることができた。長らくロレックスのラインナップに顔を出していたモデルではあったのだが、その不人気さ故、売れなかったモデルである。ご存知かもしれないがミルガウスとは、ロレックスで唯一、耐磁性に特化した機能を持つモデルであった。限られたユーザー(X線技師・電気工事士など)に向けて開発されたということで、長期間販売されていたにも関わらず売れなかった。そのせいで今では流通量が激減し、価格が高騰した。オサーンが見たことあるのは、シルバーダイヤルの個体ばかりであり、ブラックダイヤルは実物を見たことがない。

一度並行店で試着させていただいたことがあるが、秒針の細さとその先端の赤い三角の先端が非常に美しく感じた。ほどよいアンティーク感と決して主張しないデザインが、欲しくて仕方がない。

価格帯
当時の定価は参考にならないが、約35万弱だったと思う。2017年の8月に東京のとある並行店で見た時は、190万円だった。欲しかったが、買えなかった。しかし今では300万円台へと高騰している。状態が良く、付属品が完品状態で450万円ぐらいで売っているところが現在でもある。生産期間は約30年間に及び、年代により幾つかのマイナーチェンジが行わている。例えば、ダイヤル上の秒を示すピッチの刻みが初期ダイヤルは0.2秒ピッチに対し、1980年代製は0.5秒ピッチへと変更されている。しかしながらこのマイナーチェンジにおけるロレックスのねらいは謎に包まれている。最終的にRef.1019のダイヤルバリエーションはシルバーとブラックの2種類だが、1960年代当初、販売店向け雑誌にはシルバーダイヤルのみ掲載されていた。ということは、当初のラインナップは1色であった可能性が高い。現在では希少性の点より、ブラックダイヤルの方が高値である。
スペック
ケース素材: | ステンレススチール |
ブレス素材: | ステンレススチール |
ブレスタイプ: | オイスターブレス |
ベゼル: | スムースベゼル |
風防: | プラスチック |
ケース径: | 37mm |
ケース厚: | 13.5mm |
重量: | 約110g |
防水: | 50m |
ムーブメント: | 自動巻き クロノメーター |
キャリバー: | Cal.1580 |
振動数: | 毎時19,800振動 |
パワーリザーブ: | 48時間 |
製造期間: | 1959年~1991年 |
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