【絶滅危惧種】アンティーク ロレックスを見てみる Part.1

環境省のHPを見ていると、「絶滅のおそれのある種のカテゴリー」というのがある。生物というのは、その環境に適応した者が生き残り、そうでない者、もしくは人的な影響で種を残せなった者がいる。
世の中ではよく、”弱肉強食”なんて言われますよね。これは全くもって間違っているんですよね。自然界はライオンやトラの天下かと言えば、全く逆と言って良い環境である。

そう、世の中は”弱肉強食”ではなく「適者生存」なのだ。その環境に対応・適応した者が生き残るのである。そして世の中ではもう絶滅してしまうかもしれない”種”のランク付けがされている。「レッドリスト」と呼ばれている。
そこには、【絶滅 – EX】や【野生絶滅 – EW】と表されている。

今回は、そんなもう絶滅してしまったかもしれない”ロレックス”を探してみたいと思う。


サブマリーナ Ref.6536/1

存在自体が疑われてしまいそうなモデルだが、実際に存在していたそうだ。1955年に製造された第2世代のサブマリーナで、ダイヤルにはラジウムコートが施されている。しかしながら、他の詳しい情報はなかなか見当たらない。

この写真レベルの個体がもしあれば、相当な価値に値するだろう。白ダイヤルのサブマリーナが欲しくなってきた。


センターグラフ オブザーバトリー Ref.3346

オイスターケースを採用した1930年代製の手巻きモデル。2時位置のボタンでクロノグラフ機構を制御するワンプッシュクロノグラフである。回転ベゼルを初めて備え、スポーツロレックスの元祖と言われている。同じリファンレス番号で、”ゼログラフ”というのはあるのだが、見た目はダイヤルカラーがブラックである以外はほとんど同じである。この上の写真のモデルは、2004年のアンティコルムオークションにて 91,500CHF(スイスフラン)で落札されている。

時分針の使用が違っていたりする。デザイン的にはオサーンはこちらのストレート針の方が好みである。


ディスク デジタル Ref.1775

写真のモデルは1930年代に製造されたレクタンギュラーケースの腕時計。2001年のアンティコルムオークションにて、10,925CHF(スイスフラン)で落札された。ケースに空いた3つの窓で、上から時、分、秒をデジタルで表示。ムーブメントはCal.10 となっている。

こちらのモデルはもう少し古いタイプで、分の表示窓の形が下に向かって弧を描いている。そして”プチマイルズ”と呼ばれるSSブレスレットとも相性が良いデザインとなっている。ムーブメントは、Cal.9 である。


今回紹介した3モデルは、恐らくもう市場では”捕獲不可能”なのだろう。ランクで言えば、【絶滅 – EX】レベルに達しているでしょう。しかし、こんなデザインのモデルがあったということは、語り継いでいきたいですね。