【絶滅危惧種】アンティーク ロレックスを見てみる Part.2

100年以上の長い歴史のあるロレックスには、数年前まで目にしていたモデルが、今や”希少種”として扱われていたりする。それが15年前辺りでは、いくら”希少種”と言えども、ちょっとムリをすれば手が届くという状態であった。しかしここ10年前あたりがら、”希少種”の価格上昇が、とんでもないこととなっている。それが現行モデルにまで波及し、人気の現行モデルでさえ、手が届かなくなるほどの人気となっている。

さて、今回も前回に引き続いて、「お金があっても買えないぐらい希少」なモデルを紹介したいと思う。


上段 オイスター クロノグラフ(プレ デイトナ)
Ref.6034

中段左 オイスター センターグラフ
Ref.3346

下段 トリプルカレンダー ムーンフェイズ
Ref.6062

オイスター クロノグラフ・・・”Cal.72”搭載ということもあり、これをプレデイトナとして現在呼ぶ方もいるが、1950年頃の最初期のものを見ると、決してデイトナではない”Ref.6034”という独自の世界を演出する。当然ケースはベゼルとケースが一体化した2ピースもの、36MMを超えるでかさはその存在を確固たる自信として表現、1953年頃までにしか存在しないラバーをサンドイッチ状に圧縮することで、ねじ込みを必要としないリューズ”スーパーオイスターリューズ”を搭載、通常ツインロックのものが多い6034だけに初期のスーパーオイスターリューズのこの一品は非常に希少と言えよう。

オイスター センターグラフ・・・エンジンターンドベゼルを搭載するワンプッシュクロノグラフ。2時位置のボタン一つで、スタート、ストップ、リセットのクロノグラフ計測が行える。1930年代製

トリプルカレンダー ムーンフェイズ・・・ロレックス(ROLEX)のトリプルカレンダームーンフェイズは現行にはないお品物で、1950年頃から1953年頃までの、ごくごく短い間に生産されていたモデルとなります。「トリプルカレンダー」は「3デイト」と言われていますね。日と曜日と月を表示する機能です。ムーンフェイズは月齢を表示します。満月から新月、新月から満月の表示をしてくれる機能です。


プリンス エアロダイナミック
Ref.3361

1939年にスイスで開催された「スイス国際博覧会」で関係者に贈呈されたプリンス。豪華な18Kゴールドケースにあって、インデックスとドルフィン針が力強い印象。


オイスターパーペチュアル デイデイト
Ref.6511

実はこれ、1955年にわずか6本しか作られなかった個体である。このデイデイトは、ステンレスケースに18Kホワイトゴールドベゼルを組み合わせた、非常に珍しい個体なのだ。ムーブメントは Cal.1055。


今回も、【絶滅 – EX】レベルのモデルを紹介しました。恐らくこの辺りの個体は、ショップで見つけるのはほぼ不可能に近くなっています。海外のバイヤーが集うオークションなどで出品されるレベルなので、「へぇ~、こんなのあるんだなぁ」程度に思っていた方が良いのかもしれない。

また、面白い情報が入り次第、お知らせします。