人気スポロレの正規店購入を考察する シーズン2-33
- 2019.12.27
- 人気スポロレ購入シリーズ
- 116500ln, 116508, 116610lv, daytona, green, rolex, submariner, サブマリーナ, デイトナ, ロレックス, 正規店
「エイジングが楽しみだ!」と言いながら革の財布を買い、2年も経たたないうちに新しい財布を買ってしまうオサーンです。近頃はオサーン自身のエイジング度合いがハンパなく、微かに加齢臭も気になります。
世間はクリスマスムードから正月準備一色ですね。街を歩いていても、1年の終わりを感じます。私は本日、飲み会があります。自称 “盛り上げ隊代表” が朝から下半身(陰部周辺)を風呂場で剃毛していたところ、「ガチャッ!」と戸を開いた。ヨメーンだ。
「何してん、ん、今日宴会?」
と、私の剃毛姿を見てすぐに察知するところは流石です。
前回、悩みに悩んだデイトナ 116508 グリーンダイヤルですが、買うか諦めるかを悩んでいると、仕事が手につかない。そんな時は、筋肉ルーレットに頼るしかありません。
そして出た答えは…また後ほど
先月同様、オサーンの仲の良い友達と一緒に回ることとなりました。この彼は、昭和の臭いをプンプンさせながらガニ股歩きで生活しているので、時々ヤ〇ザと間違われることがあります。そして発する言葉も端々にそれを感じ取ることができます。
JRのことは「国鉄」と言い、風俗のことは「トルコ」という。そして”ダサい“ことを「イモ」という。そんな彼に今日は私の大事なロレックスをレンタルしてあげることとしました。
「丸が多くて見にくい時計だな。」と文句を言う。しかし時計をしてスイッチが入ったのか、「今日は買える」と何の根拠もなく思い込んでいる彼と車で向かう先は大阪駅。そう、大丸と阪急をまずは制圧しようという考えです。
今日も天気がよくありません。ここ最近はこんな日が多くなっています。しかしそんな私とヤク○な友達はいつでもスポロレを買える体勢、イメージ的にはクラウチングスタイルで移動します。
まずは大好きな阪急うめだ店です。綺麗な店員さんとのひと時を満喫できる正規店ですが、今日は○クザな野郎がいるので、世間話はせずに希望モデルがあるかないかの確認だけにしておきます。
私の時計(オイフレデイトナ)を見るなり、
「お使い頂き、ありがとうございます。素敵ですね。」
という気の利いたセリフをいただく。嬉しそうに会釈する私に、苛立ちを隠せない友達。仕方ないので、ここは一言伝える。
店員:店 / オサーン:オ / 友達:友
オ:「GMTマスターIIの青黒ベゼルありますか?探しているのですが。」
店:「申し訳ありません。ただいま、在庫をきらせております。」
オ:「そうですか、また寄せてもらいます。」
ここで野郎が口を挟む。
友:「ほんまかいな、オサーン。もっとグイグイ行けよ。持っとるぞ、あいつ絶対。持っとるぞ。」
最低な奴だ…
オ:「お前、やかましわ!」
品がない。ある程度は品が欲しい。店員さんに丸聞こえでヒヤヒヤする。ちょっと一緒に入る作戦はやめておこうと決めました。
続いて大丸へ向かう。
「お前はオメガでも行って待ってろ。」
と言い残し私一人でロレックスへ。何か収穫はないかと色々聞くが、友達が欲しがっているSSプロモデルは壊滅的な状態。全く相手になりません。仕方なく店を出て友達を探すがいない。
??しかしどこへ行ったかわからない。LINEで電話すると、ひとつ上の階にいるという。何をしているのかと思い向かうと、ポケモンセンターというのがあった。
子供のいない彼だが、誰にポケモンを買うのだろうか?と、思っていたら・・・ポケモンセンターのお姉さんをナンパしている・・・彼曰く、
「お前が青黒見つけへんから、こうなんねん。」
という謎の言い訳。こんな奴と回っていたら時間がもったいないので、あまりバカなことはしないようにと、釘を指す。
ここから大阪ミナミへ。どこでも路上駐車(違法駐車)をしようとする彼を必死になだめ、コインパーキングへ誘導。今回の店は、オサーン一人で行く。彼は Louis Vuitton に行くという。それでいい。私には大事な用事があるのだ。
そして今日来ることを伝えておいた正規店が実はあります。店の前に立つオサーン。私は叫ぶ。
「たのもー!!」
店に入るなり、「お待ちしておりました。」と言われる。今日はオサーン一人ではない。100人以上連れてきた。そう、
「福沢さんちの諭吉くん」
達です。
一生懸命、社畜として飼われた結果です。買おうか迷い、仕事が手に付かず、スマホを眺めていると部下からもイジられた。そんな人知れず悩み、涙し、私は決断した。そう、
「黄金の国ジパングに生まれたからには、黄金の時計を買うしかない!」
と。
家ではお金を広げて神経衰弱もした。離れ行く諭吉さん達、ひとりひとりに別れの挨拶もした。サライも歌った。
本当はカードで支払いたかったが、使いすぎの影響で現金を用意する必要が出てしまったのが痛い。だがもう用意した。恐れることはない。
「さぁ、出してもらおうか。出でよ、神龍(シェンロン)!」
いつもと違い、強気のオサーンである。
「もう用意してますので、あとはサイズだけ見ますね。」
やけにアッサリしている。俺の興奮、感じてくれよ。
「保護シールもタグも面倒なので、そのままでいいですよ。自分で取りますんで・・・」
と気を使うも、
「いや、面倒でもないので綺麗に剝がしてお渡しします。」
とキッパリ言われる。
箱詰め完了し、会計も済ませたところで不意打ちを喰らわすオサーン。ドラクエの先制攻撃だ。
オ:「で、GMTマスターIIの青黒とかってありませんか?探してるんですけど。」
しかし てんいん は おどろき とまどっている!
店:「先週、あったんですけどねぇ。というより、オサーン様ってSS興味あります?」
オ:「あるある。」
店:「今は・・・サブマリーナとかですかねぇ・・・」
オ:「緑?」
店:「はい、でも今グリーンのお時計買われたばっかりでしょ(笑)」
オ:「いや、実は連れ(品のない奴です)がおりまして、彼がSSプロを欲しがっているんですよ。もしよかったら、紹介できませんか?」
店:「はぁ、オサーン様の代わりに買うとかではないですか?時々、購入制限の代理みたいな方もいらっしゃるので・・・」
オ:「違う、本当に本人が欲しがってます(変な奴だけど)。良かったら・・・ダメ?」
店:「ご紹介ということで、はい。」
急いで友達に連絡をする。すると友達は5分後に到着し、奥の間へ。
友:「お?あったんけ? どれ、これちゃうやん。おれ、青黒やで、緑ちゃうし。」
オ:「まぁ、一回着けてみろよ、格好いいから。」
店:「デイトナもお似合いですが、サブマリーナもお似合いになると思いますよ。」
友:「いや、この白の時計も見にくいし、そんな好きちゃうけどな。」
オ:「やかましわ!」
そして渋々試着をし、友達が言う。
友:「ちゃうわ、これ。俺、ちゃう。似合わん。これはええわ。イモや。」
オ:「マヂか?」
とここで私の買ったデイトナの包を見る友達。
友:「ちゅーか、お前、何か買うたんか?何買うてんねん?青黒ちゃうやろな?それ、開けてみー!」
ということで、まさかのキャンセル。しかし自分に正直なところが彼の良いところなのでしょう。それにしても、もったいない。私は購入制限者なので、指をくわえて見ているだけでした。
彼はそれほどロレックスを買うことに執着していないということですね。数件回ってもないということで、諦めて彼はもう帰ることとなりました。私はもう少し見たいので、他の店舗へそのまま行くことに。と言っても、もうお金はスッカラカンなので、見るだけです。
が、ある店舗で凄いのを発見!プロフェッショナルモデルを探している人には全く興味がないかもしれませんが、正規店にまだあったとは・・・
まだ裏蓋に日ロレ王冠シールが付いている時代の新品・・・価格は・・・6,226,000円(税込)。
正規店で嫁に行けなかった個体ですね。
「オサーン様、どうですか?」
と言われましたが、ちょっと今は無理です。でも、良いもの見させていただきました。プロフェッショナルモデルでこんなのが残っていたら、飛びついたんですけどね。
さて、今晩はこれから飲み会があるので、一度帰宅してからグリーンダイヤルを着けて行きたいと思います。その前に、夜光塗料を下半身に塗って準備してからお出かけです。これ、結構ウケるんですよ(笑)
あっ、そうそう。「人気スポロレの正規店購入を考察するシリーズ」ですが、今年最後となります。というより、終了となります。
今までご覧いただき、ありがとうございました。
終了といってもパトロールをした時には、同じようなご報告をできる時にはしたいと思います。ただ、ネーミングが変わるだけです。内容は一緒です(笑)
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