人気スポロレの正規店購入を考察する シーズン2-29

漢字の勉強をしている息子ちゃんが、

「漢字って、面白くて『』には下ゴゴロがあるんやって。やらしいなぁ」

なんて言ってたが、横からヨメーンが

「『怨念』って漢字知ってるか?下に心があっても、恨んでるだけ。下ゴゴロなんてないよ。ただただ恨んでるよ」

とこっちを見て言っている姿は完全に貞子だった昨日の晩でした。

10日振りの休みで、そんな会話をした翌日なので動けるはずがない。もうテレビだけでなく、出先のスマホからも飛び出してきそうな怨念をヒシヒシと感じます。洗濯して掃除でもして過ごします。身を清める必要がありそうです・・・

 

 

 

怨念?」そんなんどこにおんね・・・おっとヤベェ、親父ギャグを漏らしそうになったぜ。怨念なんてどうってことねーよ。暇さえあれば、般若心境を唱えている私には関係ない話である。「3.141592653・・・」だったかな?それは円周率?まぁなんでもいい。

巷では「ロレックスの購入制限」なる話がある。私は聞いていない。聞いてないから制限なんてないも同然。気にせず突進あるのみです。そんなことより、久しぶりのパトロールで気合十分です。午前中はどうしても大事な用事がありましたが、昼からは今日もエンジ色の電車にガタゴト揺られて向かいます。

ウメダ〜、ウメダ〜」と、梅田のアナウンスを聞くとテンションが高ぶります。

天気が良い。最高のパトロール日和で何か良いことあるかも♪と、鼻歌も飛び出しますが、通り過ぎた女子大生風の人に、「ウワッ、キモッ!」と言われたのは気にしない主義です。そして腹が減っては何もできない主義なので、パトロール前にランチをたしなみます。

困った時の「新梅田食道街」です。財布にやさしい価格で店舗はさまざま。そしてオサーンチョイスはここ。

タイ料理です。結構ハマるんですよ、タイ料理って。パクチーは得意ではないですが、美味いです。お時間のある時は是非。

最高の青空のもと、いつものごとく阪急うめだ店へまずは向います。ここは目当てのロレックスがなくてもいいんです。はい、理由はツイッターでも少し出ましたが、美しいんです、阪急うめだ店の店員さん。実は「自称コミュ障」の私は話がなかなかできません。チラッとみるだけなんですが、このチラッの一瞬がユンケル2本分ぐらいの栄養となります。しかし今回は違います。何か事務作業のようなことをしていて忙しそうだ。ショーケースを見ていると背後から怪しい影。年配の男性店員さんだ。そしてこの男性店員さんに「販売規制」についてのレクチャーを受ける。なるほど、納得の内容。しかし1年縛り亀甲縛りか知らないが、どうにでもなるんでしょ?しょ?

じゃぁ」と免許を取り出し、「バットマン1人前」と注文を入れるも、「いや、だから・・・そうじゃない。」と言われる。身分証出したら売ってくれるシステムではないようです。でも結構ウケタ。これ、ほかの店でもやってみよ。良い子のみんなはマネしちゃダメだよ。

新たな武器を手に入れたオサーンは、お向かいさんの大丸へ行く。

何かいい雰囲気の写真が撮れたと自画自賛しながら横断歩道を渡ります。そして大丸のショーケースをシゲシゲとみると、スカイドゥエラーコンビホワイトダイヤルヨットマスターIIコンビが。しかしオサーンの狙いはあくまでも「バットマン」です。ここも一応、一通り「販売制限」の説明を聞いてから注文を入れようとするが、

今のところこれら制限対象のモデルの在庫はないんですが・・・

と先を越されてしまった。

しかし、厳しい世の中になったもんだ。時々しかパトロールしないオサーンはいいのだが、毎日のようにマラソンをしているランナーやオサーンの地元のロレ友は、「博多と東京、家族旅行で行くけど、行く気がなくなった。」とボヤいていた。「お前、家族旅行でマラソンしてんなよ!」と突っ込む。人のことは土足でズケズケと平気でいう主義のオサーンです。

そんなこと気にしても何も買えない。とりあえず難波へ向かう。

しかしここで偶然に出会ったお友達。何年ぶりか。少なくとも10年は会っていない小学生時代の友達、”スパイス出口“こと出口君である。時間も少しあるというので、喫茶店へ行き懐かしい話に花が咲く。
そんな彼は今、京都で大工をしているという。普通の大工だと本人はいうが、話を聞くと、家を造ったりはせず、お城とか御所とか様々な歴史的建造物を修復したりするらしい。宮大工というのか。例の沖縄の首里城の話もあると言っていた。タイムリーな奴と出会った。なぜ彼をここで説明するかというと、後々わかるので我慢して聞いてほしい。まずはあだ名の説明をする。長いが我慢してほしい。

あだ名は、スパイス出口という。ちなみに私は当時から”オサーン○○“と呼ばれている。お互い古いあだ名である。彼のあだ名の由来はこうである。

小学1年生の初めてのプール。学校で「水着に名前を書いた白い布を水着に縫い付けてください」というプリントが配布された。そこには、

1-4 ○○およぐ

という”クラスと名前の例“が書かれていた。そしてプール初日、スパイス出口の水着にはこう書かれていた。

 

おわかりだろうか。彼の苗字は「出口」というのだが、名前は”例”で使われていた「およぐ」をそのまま流用するという離れ業を彼の母親は見せつけたのだ。みんなからは、

お前、休む時は『泳がない』って貼るのか?

という突っ込みをされ、辛い思いをしていた。先生も笑っちゃいけないが笑っていた。しかし彼のメンタルは強靭だった。そして2年生になった時、また彼の母親が事件を巻き起こす。何と見本があるのにも関わらず、こんな位置に名前を添付してきた。

確かにそこは”出口“である。そうであるならば後ろにも「出口」を書いて欲しいし、口には”入口”と書くべきだ。この暴挙にいつしか出口君の母親は私たちの”“となる。出口君の母親のことを、誰か(多分当時の先生だったと思う)が「スパイス利いてるなぁ」と言ったところから息子がそう呼ばれるようになり、現在に至っている。

そんなスパイスは宮大工の娘のところに婿入りしたそうだ。もう出口ではない。しかしあだ名とは便利だ。スパイスは継続なのだ。そのスパイスの奥様がなんと某百貨店にお勤めだという。外商には何のツテもないオサーンは聞いてみる。

ロレックスとか俺、好きで見てるんやけど、欲しいのあったら何とかならんの?

なるんちゃう?

え!?

そりゃ、なるやろ、長いこと働いとるんやからなぁ。

キタ━━━━━━━━m9( ゚∀゚)━━━━━━━━!!

そんなものか。そういえば、ロレックスの魅力を伝え、そのままロレックスの沼にハマった20代の若者も以前、そんなことを言っていた。彼も知り合いに某百貨店の知り合いがおり、なかなかのレアモデルを紹介してもらったそうだ。

ここのコーヒーは俺がおごる。お前がなんと言おうがおごる。そして奥様にこう伝えてくれ。『無二の親友が困っている』と。

約1時間ほど思いを伝え、スパイスとは別れた。朗報を待とう。それしかない。その後、高島屋に入る。ここでは購入制限についての説明を私にはされなかったが、若いランナーらしき人が購入制限の説明を受けていた。バットマンの在庫を聞くも、やはりいい答えは返ってこなかった。しかし心の余裕がある。なんてったって、俺にはスパイスがいる。

心の余裕からか、フラフラッとランゲ&ゾーネに入る。そういえばランゲ初のラグジュアリースポーツのことが気になる。聞いてみると来年になれば何とかなるかもって話をしていただいた。お金ねーけど。

そして今度はどこに行こうか・・・そう考えていると、いつの間にか、そしてなぜか入ってしまったブレゲである。やはり時計と言えばブレゲである。買わないよ、ブレゲ。だって高いし、着けることないから。買わない、買わない。ん?ちょっとシンプルいいな。見せてもらう。いいな、これ。

これ、いいですよね、私も好きなんです♡

で、でも買わないから。ドキドキする。おもむろに名刺を差し出される。

お好きなんですか?

だ、だ、大好きです。初めて見た時から、アセアセ、好きでした!

では一度どうですか?

え? いくら何でも、いくら他に誰もいないからって、ここで?え?ここで?

はめてみては・・・

全てがエロく聞こえる。もうダメだ。

はめていいんですか?

最高の会話だ。もういいよ、買うよ、それ、買うよ。はめるよ。

これでいいのか・・・俺の人生・・・・。でもいいんだよ、これで。だって、久しぶりに買った競馬で、儲かったんだもん♪あぶく銭は使わないとダメって死んだバッチャが言ってたもん。

あっ、でも全然予算オーバーですけどね。

その後、他のロレックス正規店へ行きました。ブレゲ持って。

オサーンさん?ブレゲですか?見せて見せて!

見せるからバットマン出して出して!

じゃ、いいです。

え!?

というどうでもいい会話をしてそそくさと家路へ向かいました。男はアホです。アホなんです。でも、スパイスルートでなんとかゲットできればいいのだ。そう期待に胸を膨らまし、次のパトロールと言う名の迷宮へ進んでいくのである。

その時、スマホに着信あり・・・「ヨメーンだ・・・、怨念、貞子・・・」心臓に悪い生き方は、やっぱりやめた方がいいかも知れない。

 

テキストのコピーはできません。