人気スポロレの正規店購入を考察する シーズン2-20 前編
YouTubeに動画を出してみようかと考えていたら、結局PCを買ってしまうという暴挙に出てしまったオサーンです。全く手探りの無知な動画編集の技術的な問題が残ってますが、クリアできれば動画も出していきたいと思います。
さて、そんなこんなでお金を使いすぎてしまい、出先から
「オレオレ、息子のオサーンだよ。ちょっと色々あって・・・お金を用意してもらいたいんだけど・・・」
と実の親にオレオレ○欺を仕掛けて、”受け子“も自分という設定を考えたのですが、
「アホか、あんた。身の丈を知れ、カス!」
と逆に言い返され、失敗に終わりました。
今日は久しぶりに天気に恵まれた休み。庭の雑草も生い茂っているので、ちょっと手入れをしてやりたいと思います。やっぱり、美観って大切ですからね。家内が仕事へ行くのを見送り、手袋をはめて、さぁ、今日は庭仕事・・・
否
庭の手入れ?雑草も立派な植物じゃねーか。それって差別だろ。雑草だって平等に生きる権利があるんだよ。生えろ、生えろ。のびのび育て。ついでに俺の毛もよろしく。
男は時間があればパトロールって決まってんだよ。
そう言い残し、目に付く雑草だけをそっと抜いて「やっときましたよ」というアピールだけは家内にしておき、まずは大阪・梅田へ向かいます。
最初に訪れたのは、阪急百貨店。店の前まで着くと、誰かが購入している最中である。チラッとだけ見えたが、モデルがはっきりわからない。ショーケースにはもちろんスポロレはない。メンズの店員さんに聞いてみる。答えは「NO」だった。しかしこの店員さん、人当たりが良い。ちょっと気に入った。結構オサーンはメンズ店員さんのハズレが多い。
諦めたのも束の間、その足でチューダーへ向かう。欲しかったGMTはもう買えた。あとは今年の新作、クロノグラフS&Gが買えたら御の字である。もちろんショーケースにもないが、一応聞いてみる。
「今年の新作、クロノグラフS&Gってありますか?」
しかし答えはこれまた「NO」である。最近の日本人は、「NO」と言えるようになってるじゃないか。そう思いながら店を去る。そりゃそうだろう。今は飛ぶ鳥を落とす勢いのチューダーである。ロレックスほどではないにしろ、人気があるに決まっている。買えないのも仕方がない。しかし、完全にロレックスのついでに覗いている状態である。チューダーに失礼だな。
そう1人でブツブツ言いながら足早に店を出て、梅田大丸へ行く。ここで対応していただいた店員さん、神戸大丸で何度かお会いした方だ。丁寧な方で、好感が持てる。しかし答えは・・・
「ホワイトゴールドのヨットマスター2しか・・・」
と何とも残酷な答えである。そんな重たい時計、貧相なオサーンでは疲労骨折してしまう。さすがにそれは買いたくても腕が悲鳴を上げてしまう。丁重にお断りし、店をあとにした。
その後、梅田に用事があったのでそれを済ませたついでに、
「そうだ、パテックに行こう。」
ということで、ヒルトンプラザへ向かう。しかし見当たらない。あれ?テナント図を見ると、ヒルトンプラザ・ウエスト1Fに移転しているではないか!敷居の高いパテックに入ると、綺麗な女性店員さんが接客してくれる。客もいないので、ゆっくりと説明を聞きながら心地よい時間を過ごせました。欲しいモデルはもちろんありましたが、買える価格ではない。「また寄せてもらいます。」と言葉を残し、心斎橋へ向かいます。
その前に「腹が減っては戦ができぬ」ということで、今日のお店は「磯丸水産 なんば御堂筋店」です。
焼き鯖定食(ご飯大盛り)です。めっちゃ美味いし、お腹もいっぱいになりました。ごはんにうどんが付くという、いかにも関西の定食ですね。鯖の塩加減も良いですね。大根おろしがもうちょっと欲しい感じですが、920円(税込み)というリーズナブルな価格なので、満足です。以上、食レポっす。
いまから心斎橋~難波への戦いに出る。まずはレキシア。中へ入るなり、顔なじみの店員さんが、首を横に振る。だよね。ここではチョクチョクお世話になっている。そう何本も買えないのはわかっている。しかしオサーンは果敢に攻める。どういう意味?と、すっとぼけて「は?」というジェスチャーをすると、「だから、もう、わかるでしょ。ありませんって。」と声を出さずに口パクで言っている。何とも可愛い。ドSのオサーンが顔を覗かせるが、素直に引き下がろう。
心斎橋大丸へ向かうも、9月20日のリニューアルに気が行ってしまっているのか、全くいい感触がない。何というか、商売っ気がないというか・・・
そんなところには用はない。難波高島屋へ向かおう。
難波高島屋のウォッチメゾンは、高島屋から上がると時間がかかるので要注意です。スイスホテルから上がると、まず立ち寄るのがチューダーです。高島屋メンバーズサロンを横目に、こじんまりとしたチューダーです。ショーケースを眺めても、いつものラインナップ。何度か見たことのある男性店員さんがいる。一応、クロノグラフS&Gがあるかどうかを尋ねると、
「はい、只今1つ、革ベルトモデルだけですが・・・」
え?その予想外の答えに拍子抜けしてしまう。何気なく流れ作業的に聞いていたので、心の準備ができていない。悩むオサーン。ロレックスなら悩まないのに・・・。
プラスチックコンテナに入った真新しいクロノグラフS&Gが取り出され、ディスプレイトレーに置かれる。悩むオサーン。これ、買うべきか、買わざるべきか…
しかし答えは出た。悩むということは、欲しいのだ。自分に素直になろう。財布は見ないことにしよう。
俺が払うのではない。カードが払うのだ。
それにしても、接客していただいている店員さん、めっちゃ声が良い。バリトンボイスというのだろうか。低音の魅力である。
時計を買うと、その分荷物が重たくなる。オサーンは荷物を預けたりするのがあまり好きではない。なので今日のところはもう帰ろう、そう思った時に、ふと脳に語りかける心のオサーンの声。
「今度はいつ行けるの?しばらく仕事が詰まってるよ。いつ行くの?」
この答えは決まっている。この質問にはあの伝説の塾講師の答えしかない。
いや、間違えた。同じ東進でも彼ではない。もはや、金ピカ先生を知っている人の方が少ないだろう。こっちの方だった。
オサーンが実は尊敬している林修先生です。今まさに彼が言わんとしている言葉、そう、その言葉を胸に、再度向かう。というか、キメ文句はあえて言わない。
この先向かう店は、そう、大阪最南端のロレックス正規店、重たい荷物をもって向かうのでした・・・後編へ。
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