バーゼルワールド ロレックスの10年 ー2008年~2010年ー

バーゼルワールドで発表されたロレックスの過去10年の代表的な人気モデルと、その年代で起こった出来事などを見て行こうと思う。そこからまた、レアなモデルを発掘するヒントがあったりします。「歴史は繰り返される」と言いますしね。


2008年

オイスター パーペチュアル シードゥエラー ディープシー
Ref.116660

機械式では、最高の3900mもの防水機能を誇る。ケース構造も見直し、リングロックシステム(特許取得)を採用。ミドルケース内側には高性能リングを搭載。オールドファンには大歓迎と思われる合成サファイアクリスタルは、ドーム型に改良。60分の目盛り入りのベゼルは、セラクロム製。視認性向上のため、ゴールドのインデックスと針は太くなり、青い光を放つ、新しい発光素材が部分的にコーティングされている。また、ムーブメント(Cal.3135)は、衝撃や磁力の影響を受けにくい、パラクロムヒゲぜんまいを採用。そして、ブレスレットもダブルエクステンションリンクを装備し、7mm厚のダイビングスーツの上からでも装着を可能とした。クラスプも新たなグライドロッククラスプとなり、長さの調節ができ、装着感がさらに向上した。 防水検査には、世界的な水中工業技術と高圧技術の専門企業、フランスの「コメックス」と共同開発した、特別な装置が使われている。まさに、次世代のダイバーズウォッチの誕生となった。

  • 流行語:「グ〜!」(エド・はるみ)
  • 年度代表馬:ウオッカ / ダービー馬:ディープスカイ
  • 出来事:北京オリンピック(北島康介・吉田沙保里・女子ソフトボールなどが金メダル獲得)
  • 訃報:ポール・ニューマン(米俳優)

2009年

オイスター パーペチュアル サブマリーナー デイト
Ref.116613LB

昨年のゴールドモデルに続いて、2009年はスチールとゴールドのロレゾール(コンビモデル)にセラミックベゼルを搭載し、鮮やかな色合いの新時代の”サブマリーナ”へと進化させた。デザインのベースは守りながらも、既存モデルよりもインデックスを大きくして、視認性をアップ。ムーブメントにパラクロムヒゲゼンマイを搭載することで、スポーツモデルに求められる耐衝撃性や耐磁性を強化させた。もちろんこれまでの300m防水とCOSC認定は変わらない。

他は、”OYSTER PERPETUAL DATEJUST II”が発表された。「デイトジャスト」の既存サイズが36mmだったのに対し、一気の5mmアップ、41mmへと進化を遂げた。

しかしながらこの年のバーゼルワールドは正直オサーンにとって、「不作」の一言でした。

  • 流行語:「政権交代」(鳩山由紀夫 内閣総理大臣)
  • 年度代表馬:ウオッカ / ダービー馬:ロジユニバース
  • 出来事:押尾学事件・オバマ大統領就任
  • 訃報:マイケル・ジャクソン(米歌手)

2010年

オイスターパーペチュアル エクスプローラー
Ref.214270

新型「エクスプローラー」はパラフレックス ショックアブソーバ(耐震装置)とパラクロム ヒゲゼンマイを搭載するCal. 3132となった。 また、外装部分においては、針とインデックスに、青く発光し、より長く発光する蓄光素材「クロマライト(ルミネッセンス)」を採用し、過酷な状況下での視認性と信頼性を さらに、向上させている。

オイスターパーペチュアル サブマリーナーデイト
Ref.116610 LV

「サブマリーナ誕生50周年記念」でラインナップされた”16610LV”から”新生グリーンサブ”へと変貌を遂げた。人気のグリーンベゼルのサブマリーナーは、文字板もグリーンになって登場。素材は、イエローゴールドと金属との合金で「グリーン ゴールド」という新カラー。 キラキラと輝き、表情のあるグリーンが美しい。文字板のインデックスと針には、青く発光するルミネッセンス夜光塗料がコーティングされ、海中や暗い場所での視認性を高めている。

去年の借りを返す形と受け止めていいのだろうか?この年は、2つの大人気モデルに新型が登場し、大いに盛り上がることとなった。

  • 流行語:「ゲゲゲの~」(武良布枝『ゲゲゲの女房』)
  • 年度代表馬:ブエナビスタ / ダービー馬:エイシンフラッシュ
  • 出来事:バンクーバーオリンピック(浅田真央 銀メダル獲得)
  • サッカーW杯:南アフリカ大会開催 スペイン優勝 / 日本ベスト16
  • 訃報:レスリー・ニールセン(米俳優)『裸の銃を持つ男』

人気のロレックス・スポーツモデルのステンレスが発表されると、やはりその年の話題をさらいますね。オサーンが競馬好きということもあり、関係のないダービー優勝馬・年度代表馬なども交えてみました。わずか10年前とはいえ、すっかり「懐かしい」と思ってしまいますね。