レアモンクエストIII そしてポンコツへ… 7

せっかくブルーノ・マーズのライブの日と同じ日に東京にいるってことで、『ヤッパ、ブルーノのライヴ、最高でテンション爆アゲ〜!』っていう、まるで観てきたかのようなツイートを東京ドームの前から投稿しようとして完全に忘れてたオサーンです。

本日東京最終日、3日目です。もう2本も買えたので大満足。お腹いっぱいです。今日は仕事に集中し、この2日間助けてもらった部下達の為に頑張ろうと思います。ということで、この東京マラソン(ロレックス版)は、成果を収めて見事、ゴールテープを切った次第であります…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おいおい、俺を誰だと思ってんだ?俺は生まれて初めて発した言葉が “ママ” じゃなく、”ハンス・ウィルスドルフ” だってことみんな知らねーのか?二言目は “ヘリウムガスエスケープバルブ” なんだよ!なめんぢゃねーぞ!誰にもロレックスに対する気合いだけは負けないんだよ!

早朝、世話になった部下達全員をもてなすために少し背伸びしたモーニングを振る舞う。

「みんな、好きなだけ食え!俺が注文しておくから!」

と自ら率先して動く。

「クーポン525と545を2セットずつで!」

朝からシェフに軽く焼き目を入れてもらったバンズにビーフ、チーズをサンドしてもらう贅沢。アメリカンスタイルの至福のひとときを部下にも味わってもらおう。しかも注文の仕方も部下の手本になるほどスマートだ。

そして本題に入る。3日目の今日も私の代打で頑張ってもらえないだろうかと問う。

「全然構いません!でももし、もし仮に〜」

と一つだけ条件付きでの了承を得た。そうと決まれば予定を変更して朝一番からスタートだ。初日に感触の良かった玉川高島屋へレッツゴー!

JRの駅員さんに、「フタゴタマガワまで行きたいんですが…」と聞くと、

「え?あぁ、フタコタマガワ ね、フタコ」と読み方を訂正された。何が「え?」だよ!すぐわかんだろ!お前みたいなタイプは、部屋にこもってFC2アダルトLIVEで投げ銭でもしてろ!と心の中で叫んだ。

そんでもって気合いは十分、十分過ぎて開店よりも早く到着。そんなときは見知らぬ土地を散策するのがマイスタイル。

少し歩くと、緑が生い茂る歩道に出た。朝のひんやりした空気と明るい日差し、何かに導かれるようだ。澄んだ僕の心がより一層透明度を増す。

10時開店の時間になり店に入ると、先日とは違ったこれまた美しい店員さん。自然と鼻の下が3cmほど伸びる。投げ銭したくなる。

しかし残念なことに在庫確認もないまま去ることとなった・・・

それじゃぁ、昨日行けなかった渋谷・六本木を回る予定だ。大阪生まれヒップホップ育ちのオサーンが行く。

道に迷いながら渋谷の東急へ向かいます。そういえば、渋谷東急はもうすぐ閉業?閉店?ということで、ロレックスにも客がゼロ。店員さんが、「もう閉店しちゃうんで…」と、「見りゃわかんだろ?何にもねーよ!」と言いたげだ。そういうときでも、この先、いつこの店員さんにお世話になるかもしれないということで、丁寧に受け答えをして店を後にした。

最終日は時間との戦いだ。六本木を目指し電車に飛び乗るが、事もあろうに全く方向が違うようだ。しかも気付いたら池袋というアナウンス。小さな変化に敏感な私は素早く気付く。

「間違えたな、多分…」

Google Mapで位置関係を確認すると、腰が抜けるほど違う。

「いつの間に六本木の野郎、移動しやがった…」

ブツブツ言いながらせっかくなので東武と西武に立ち寄ります。

しかしそう言えば、ここは呼び出し制になってたんだ。入口に立っていた小柄な萌系店員さんに聞くと、この時間からの受付だと、私の帰りの新幹線には間に合いそうもないということだった。

諦めてもう片方にも行く。すんなり入れてこちらは小柄な男性店員さんが対応。感じのいい爽やかな店員さんで好印象。そして店を後にした。あと回れる店舗数を稼ぐなら、ここは銀座がベストか。オサーンカンピュータが答えを弾き出す。

信号待ちをしていると、何やら恰好良い車が銀座四丁目の交差点を右折しようとしている。似合うよね、この街には。同じく信号待ちをしていた男性と「凄いですねぇ、あの車」とか言って話をしてました。

銀座ではレキシアさんに立ち寄った後、東京駅方面へ。時間もなくなってきた。ラストスパート。大丸東京店はかなり好感触だったが空振り、時間的に日本橋三越で最後か。

しかし三越も結局ダメ。

昭和を感じるエスカレーターに乗りながら三越を後にした。

実はこの日、どこの店舗とは特定して言えませんがこんな出来事が発生。

店員:店 / オサーン:オ

オ:「いや〜、見事に何もない状態ですね(笑)」

店:「恐れ入ります。もう出せる商品がない状態なんです。」

オ:「ないんですか…なにも」

店:「はい、ご覧の状態でしてお見せできる商品が全然ないんです。」

オ:「じゃあ僕の時計でも見てみますか?もう一本持ってるんですよ。」

おもむろに鞄から時計ケースを取り出して別の時計を取り出す。

店:「えーっと、こちらへどうぞ!」

席に案内されて座って私の時計をあーだこーだ言いながら、時計の話で盛り上がる。

オ:「こんな感じの時計が多くて、スポーティーなのが欲しいんですよねぇ…」

店:「あ、はい。例えばどんなモデルですか?」

とか何とか話をしていたら、最後に出てきたプロフェッショナルモデル。何とかこの日も手にすることができました。

これに一番喜んでくれたのは、東京まで同行してくれた部下たち。彼らなくしては今回の3連発は、成し得なかった。つくづく、多くの人に支えられてると実感した東京2泊3日の出張だった。

Day 3 3本で打止め