レアモンクエスト DAY4

先日、仕事で寄った女性社員の多い会社でお話をしていると色々質問攻めに合いまして、最後に「特技は?」と聞かれたので、

「縦に割れるカーブです」

と答えて、ドン滑りしたオサーンです。どうせ滑るなら思いっきり “下ネタ” ブチかましてやったら良かったと後悔しています。意外と心に深い傷を負ってます。

しかし立派な社屋でした。

朝起きると雪化粧をしている。確かに前日の仕事帰りの23時頃、やけに寒かった。

こんな日は、コンビニに入ってホットドリンクを持って店内をウロウロ、手が温もったところで棚に戻す「キャッチ&リリース」しか楽しみがありません。
※ちゃんと買いましょう

午前中は仕事に励みます。夕方は旧友との新年会。昼に仕事を切り上げてお出掛けの準備のために帰宅…

 

 

 

新年会?そんなのは、今日のデザート程度。メインディッシュはパトロール。東京マラソンの一般参加中止?俺の大阪マラソンはこれから開催なのだ。

マンネリかもしれないが、美しい女性を見てスタートをする為、阪急うめだ店へ。

これまで7Fで営業していたロレックスも、この日を以て6Fへと移動となるらしい。ならば少しでも引越し荷物を減らす手伝いということで、プロフェッショナルモデルの在庫を聞くが、

ございません

と、無慈悲な返答。どっちかというと、来店するなら6Fに移ってからの方が良かったのかもね…

目の保養を済ませ大丸へ向かおうとするが、立ち止まる。阪急には関西唯一の”ランゲブティック“がある。私の憧れ、「A. Lange & Söhne」。ここを見ずして他へは行けない。

ここのブティックへは二度目。再びオデュッセウスを見せてもらう。二度目ならもう、マーキングも済ませているので自分のモノと言っても過言ではない。言わせてもらう、

俺のオデュッセウスだ。

あ~、気持ちい。いうのは無料です。あなたもどうぞ。

10回来店し、スタンプを押してもらうと予約できるという「オデュ予約システム」というのを導入してはどうかと提案するも、”” で却下されました。

いや、オデュッセウスも良いんですが、私の”永遠の憧れ“であるモデル、それは「ランゲ1」です。

このモデルを初めて見た当初、「何かえらいマニアックなデザインの時計だなぁ・・・」と感じた。しかし時計のことを知るうちに、このブランドの凄さと、この時計に思いを込めた”ランゲの魂“のようなモノを感じるようになりました。しかもランゲの時計を保有している人が口を揃えていうのが、「最高の革ベルト」だそうだ。私も保有して、

いや、みんな革がどうとか言ってるけども、本当はこのケースサイドがね、ホニャララ~

と、自分の視点からのウンチクを語りたい。そう思わせるブランドなんです。そしてこの片思いは数年続いています。けれども未だ、買わずにいる。多分私好みの女性店員さんが体スリスリして、「似合いますよ、買ってください♥」なんて言うと買うんですよ、必ず。ロレックスがそんな感じだから間違いない・・・

その一押し、待ってます。

しかし、思うところがあります。それは、「これを買ってしまうと、もう時計を買わなくなるのではないか。」ということです。いわゆる、私にとっての “上がり” の時計なのかも知れません。それぐらい、憧れの強い時計です。そして今回も指を咥えて「さよなら」と言いました。もしかすると、今年買うかも知れない・・・3月に20万円程度値上げか・・・今欲しいんだけどなぁ・・・てか、20万ってなんだよ!焦らすなよ!

シンプルなモデルから、ムーンフェイズトゥールビヨン・パーペチュアルカレンダー、そして”究極のデジタル時計ツァイトヴェルクも鑑賞。1815アップダウンサクソニア、どのモデルも魅力が詰まってました。

三大ブランド、PPAPVCも素晴らしい。それぞれの良さや魅力がありますが、ランゲは同等、いやそれ以上の「何か」を放っているように感じます。リセールバリューではないんですよね、そこは・・・

後ろ髪を引かれながら阪急を去り、大丸へ向かいました。

バス乗り場から写真を撮っていると、完全にバスマニアと思われましたが、気にしません。

しかしここ最近の大丸さんの反応はあまり芳しくありません。プロフェッショナルモデルの入荷が相当少ないと言っていましたが、本当に厳しい状態なのでしょうね。お約束の「秒殺」に合い、退場します。

ここから地下鉄・御堂筋線に乗り込み、あべのハルカスに向かいます。最近は全く寄っていなかったのですが、気になります。

そして発見、なんとショーケースに並ぶ久しぶりのプロフェッショナルモデル。「エアキングヨットマスター37mm Ref.268621、そしてシードゥエラー コンビ Ref.126603」の3種類。正直、エアキングは格好良いけど欲しいモデルではなく、このヨットマスターはボーイサイズでどうも苦手、しかし2019年モデルシードゥエラーは、魅力満点のモデルです。だけど私は以前、購入済みである。ここは無理して買う必要はない。

「なかなか良いモデル、ショーケースに並べてますね・・・、しかしお代官様、あっしが欲しいのはオイスターフレックスというバンドを付けた銀色に輝くデェトナってヤツでござんす。」

「いやぁ、それはないですね・・・」

そんな会話を交わし、やはりロレックスの人気を感じつつ店を後にしました。並べたらすぐに売れちゃうんだろうなぁ…

 

その後、難波心斎橋へ行くも空振り三振でした。まさしく「縦に割れるカーブ」が来たときのように、手も足もでませんでした。

そういえば、心斎橋に新しく出来た “Louis Vuitton” が、隣の “PRADA” を幅寄せして肩見狭そうにしていました。

その後、無事に「エイズ検査陰性」だった旧友と再会し、音楽を聞きながらの食事を楽しみました。

二胡という楽器の演奏も素敵でした。リクエストに応えて、「情熱大陸」をバイオリンの如く弾く技術は素晴らしかった。何か他の人よりも秀でた能力は、魅力的ですね。

今は頭の中が、新作のロレックスランゲのことで仕事どころではない状況です…どうしよう、欲しいなぁ・・・ランゲ1