【新作】Patek Philippe カラトラバ パイロット トラベルタイム クロノグラフ Ref.5924G

め、め、めちゃストライク。パテックフィリップの時計を買える身分ではございませんが、もう胸に突き刺さって貫通してポッカリ穴が開いています。それぐらい私にとって魅力的なモデルがパテックフィリップの2023年新作から登場しました。同じ2023年の新作として登場したカラトラバ トラベルタイムとは、ルックスも全く違うパイロットウォッチモデルです。

パテックフィリップのカラトラバといえば、革ベルトのクラシックなドレスウォッチの最高峰というイメージなのですが、そのカラトラバからスポーティーなテイストを感じることができるパイロットウォッチとして登場したカラトラバ パイロット トラベルタイムは、新たなカラトラバの一面を見せたモデル。これまではデュアルタイムと6時位置にデイト表示があるコンプリケーションモデルでしたが、2023年の本年はフライバッククロノグラフを搭載。デイト表示を12時位置に配置し、6時位置には60分計を設けたことで、縦にスモールサークルが2つある二つ目ダイアルデザインとなっています。

バーゼルワールド2015で登場したカラトラバ パイロット トラベルタイムは、カラトラバのイメージを大きく変える、ある意味物議をかもしたモデルでもありました。2018年には女性用に37.5mmの小さめのサイズが登場、 2019年にはアラーム機構を搭載したアラーム トラベルタイム 5520Pが登場。着々と確固たる地位を築いてきました。

以前のカラトラバ パイロットモデルと同じ42mmのケース径ですが、厚さが13.05mmに増えています。18Kホワイトゴールド製で全体がポリッシュされ、クロノグラフを作動させる際は、2時と4時の位置にあるヴィンテージ ピストン スタイルのプッシャーを使います。これまでのカラトラバ パイロットモデルの特徴といえば、ケース左側にある2つのプッシャーで、ローカルタイムを調整することでしたが、今作は、ケースの左側にある2つの調整ボタンを使用して作動する必要があり、デイトの変更はケースサイドの12時と1時の間にある調整ボタンを使うことで動かすことが可能となっています。

文字盤は、サンレイ仕上げのブルーグレーとラッカー仕上げのカーキグリーンの2種類。レトロなアラビア数字、カセドラルスタイルの針、ミニッツトラックは全てそのままに、フライバック クロノグラフ仕様に文字盤のデザインが変更されています。

本作は、パテックフィリップ キャリバー CH 28-520 C FUS (ノーチラス Ref.5990に使用されているのと同じムーブメント) を搭載しています。パテックフィリップシールの自動巻きムーブメントは、21Kゴールド製ローター、美しく面取りされたブリッジのストライプ、ペルラージュ仕上げなどがケースバックから見ることができます。パワールザーブは約55時間となっています。

カーキモデルには、ダメージ加工がされたヴィンテージパティーヌ仕上げのカーキカーフスキンのストラップが、ブルーグレーバージョンにはグレイン仕上げのネイビーブルーのカーフスキンストラップが取り付けられ、どちらもホワイトゴールドのピンバックルが付いています。

喉から手が出るほど欲しいです。高くて買えませんけど・・・

ケース径 42mm
ケース厚 13.05mm
ケース素材 ホワイトゴールド
防水性 3気圧
文字盤 ラック・カーキグリーン
ブルーグレー・ソレイユ
ムーブメント キャリバー CH 28‑520 C FUS
機能 フライバッククロノグラフ
デュアルタイム
昼夜表示
ストラップ ヴィンテージ仕上げオリーブグリーン
グレイン仕上げネイビーブルー
価格 10,175,000円(税込)