【新作】PATEK PHILIPPE Aquanaut Chronograph Ref. 5968G

衝撃的だった新作ノーチラスの発表から約2か月が過ぎようとしているが、一気に新作を出さないパテックフィリップ。またまた新作を発表してきました。それもまた、大人気モデルのアクアノートの新作なんです!

2021年 新作 アクアノート Ref. 5968G

4年前の2017年ホワイトゴールド製3針アクアノート Ref. 5168G が発表された時、アクアノートの人気がそれまで以上に大きくなるきっかけとなった。定番のブラックやグレー、ブラウンとは違い、カジュアルさを前面に出したカラーで展開してきたことは、いい意味でパテックフィリップらしくない、と感じた。

アクアノート Ref. 5168G

そして3年前の2018年には、Ref. 5968A というステンレススチール製アクアノートクロノグラフが登場したのですが、パテックフィリップの中でもダントツのスポーティーさを演出していました。

アクアノート クロノグラフ Ref. 5968A-001

正直、スポーツモデルと言っても私のような単なる “時計好きサラリーマン” には、これほどまでのハイエンドスポーツモデルを額面通りスポーツシーンで使えるかというと当然「ノー」だが、オーバー40(50歳近い)の私のような、スポーティーとは随分とかけ離れた容姿の人間にとっては、このようなモデルを着けるだけで一気にイメージを変えることができる時計だと思う。

カーキグリーンRef. 5968G-010 は、2021年トレンドカラーということもあり注目度も大きいのではないでしょうか。

若い層へターゲットを広げようとしたアクアノートですが、結局は人気が高くなり、富裕層の “オフ日のハズした時計” といった感じです。

またミッドナイトブルーは、ブルーからブラックへグラデーションしており、カーキグリーンとはまた違ったイメージですね。

ルックスを見てみると、ステンレス製ホワイトゴールド製の違いはそれほど感じませんが、並べてみると輝きが違うはず。ただ、1,000万円ぐらいの時計購入予算があったとしても、正規店での購入は難しい世界。これまでの購入実績というのが、どうしても必要なのかと思われます。

針やインデックスに使われているスーパールミノバですが、よく見ると若干色の違いがあります。ミッドナイトブルーの方にはカーキグリーンの方は、若干グリーンがかった夜光が使われています。

しかし暗闇での光り方には、それほど違いはないみたいです。そして6時位置にある60分積算計は、よく見るとアクアノートベゼルのような形状をしていますね。

ステンレスモデルはラバーストラップが、ブラックとオレンジの2本附属してましたが、今回のモデルでは、各ダイヤルカラーと同じ色のストラップが1本のみとなっています。予備的なストラップが欲しいと言えば欲しいですね・・・

Ref.# 5968G-001 (ミッドナイトブルー)
5968G-010 (カーキグリーン)
ケースサイズ 42.2mm(10時位置~4時位置)
ケース厚 11.9mm
素材 18K ホワイトゴールド製
防水 120m
ムーブメント Cal. 28-520 C
機能 時・分・秒
デイト
フライバッククロノグラフ
振動数 28,800/h(4Hz)
巻き上げ 自動
パワーリザーブ 44~45時間
価格 7,953,000円