【新作】PARMIGIANI FLEURIER トンダ PF ミニッツ ラトラパンテ
- 2023.04.12
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2022年、パルミジャーニ・フルリエはラトラパント針を備えた独創的なGMTであるトンダ PF GMT ラトラパンテを世界で初めて製造しました。素材の異なる2本の時針を重ね合わせ、8時位置のプッシャーを押すと、重なっている時針からローカルタイムの短針が1時間刻みで進みます。使用していないときは、ローカル時針がホーム タイム針に追いつき、再び重なり合い非表示になります。
2022年発表 TONDA PF GMT Rattrapante
トンダ PF ミニッツ ラトラパントは同じ原理で動作しますが、ラトラパントを今回は分針に適用します。基本的な用途としては、ダイバーズ ウォッチの目盛付きベゼルの機能を、5分単位と1分単位と分針を使い表示することができるということです。ちょっとよくわかりませんね。
このモデル分針が1本のように見えて2本、重なって付いています。ロジウムメッキの分針がリアルタイムを示し、18Kローズゴールドの針が必要に応じて分を計算します。ラトラパントの分針を作動させるのは簡単で、8時位置のプッシャーは針を5分進み、10時位置のプッシャーは1分進んだところで止まります。ロジウムメッキの針が18Kローズゴールドの針に追いついた時点で、計測しようとした時間を知ることとなります。ラトラパントとは、「追いつく」という意味だそうです。そしてスプリットセコンド機能のように、リューズに組み込まれたゴールドのプッシャーを押すと、針を元の位置に戻すことができます。
厚さ10.7mmで、ケース径40mmステンレススチールケースには、プラチナのベゼル、ティアドロップ型のラグとプッシャー、一体型ブレスレットが備わっています。ポリッシュ仕上げのプッシャーと丁寧な面取り、ポリッシュとサテン仕上げの側面は、Tondaシリーズの特徴と言えます。防水性については、は60m防水です。
エレガントなサンドグレーの文字盤には、バーリーコーンのギョーシェ装飾が施され、複雑機構のモデルにして最小限の文字盤表示です。スケルトン化されたゴールドのデルタ型の針、ハンドアプライドインデックス、および12時位置にはゴールドのPFカルトゥーシュ(マーク)が映えます。
ムーブメントについてはあまり情報がないのですが、キャリバーPF052という数字から判断すると、GMTウォッチに搭載されているキャリバーPF052がベースとなっているのでしょう。ケースバックには、ギョーシェ装飾とブリッジのコート・ド・ジュネーブ装飾が施された22Kゴールドのマイクロローターが見えます。271 個の部品を搭載したこの自動巻きムーブメントの厚さは4.9mm、振動数は21,600vph/3Hz、パワーリザーブは48時間です。
今、トンダはラグジュアリースポーツというカテゴリーでも人気なのは知っていましたが、ちょっと他のブランドとは一線を画す視点で時計作りをしているブランドだと思いますし、すごく興味のあるブランドです。
ケース径 | 40mm |
ケース厚 | 10.7mm |
クリスタル | ARunic反射防止加工のサファイアクリスタル |
防水性 | 60m |
機能 | 時・分・スプリットミニッツ |
ムーブメント | キャリバーPF051 |
パワーリザーブ | 48時間 |
振動数 | 21,600振動/時(3Hz) |
装飾 | コート・ド・ジュネーブ ペルラージュ 22Kローズゴールド製マイクロローター |
文字盤 | サンドグレー バーリーコーン(麦の穂)パターンのギョーシェ |
針 | 時分針:ロジウム加工の18Kゴールド・デルタ型スケルトン スプリットミニッツ針:18kローズゴールド・デルタ型スケルトン |
ブレスレット | ステンレススチール |
価格 | 4,389,000円(税込) |
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