PANERAI Submersible Bronzo -47mm- PAM00968
- 2019.07.01
- パネライ 海外ブランド
- 47mm, bronze, PAM00968, panerai, submarsible, サブマーシブル, パネライ, ブロンズ, ブロンゾ, 投資, 時計, 銅
オススメ度★★★★☆
歳のせいだろうか?こういった渋目のカラーを見ると、ついつい目が行ってしまうのはなぜだろう。前にも言ったかも知れないが、オサーンがあまり好まない顔の時計ブランドです。大好きな方ごめんなさい。でもこれは好みの問題なので、許してもらうしかない。しかしこの配色と言うか、時計の雰囲気は、オサーンにとってはドストライクです。
2017年に発表された”Luminor Submersible 1950 3 Days Automatic Bronzo PAM00671“は1000本限定で発売され、現在は超プレミアモデルと化しています。元々、旧ブロンゾの”PAM00507“や”PAM00382“が大人気の超プレミアモデルとなっていることから、第三弾の”PAM00671“も人気となりました。そして今回紹介する”PAM00968“も、その追い風に乗って上昇するのでしょうか?その辺りについては、後述したいと思います。
今回紹介する”パネライ サブマーシブル ブロンゾ 47mm PAM00968“ですが、ベゼルが少し以前のとは違います。
つや消しのようなサンドブラスト加工が施されたブラウンセラミックとなっています。リューズガードはお馴染みの耳型です。パネライが好きな人は、恐らくこの形が好きなのでしょう。オサーンは・・・、まぁ、そういうことですが、それを凌ぐ良さがこのモデルにはあります。それがケース素材です。ブロンズ製の時計(ケース)ということで、経年変色が他の金属に比べて発生しやすくなり、それが良い感じになるということですね。ブロンズ製と言っても合金であり、強度を高めております。耐磁性・耐食性に優れており、海水などにも強い金属ですが、その表面の酸化が原因で起こる緑青(ろくしょう)が、時計には不向きだったのかと思われます。緑青は、鎌倉の大仏や自由の女神が青緑色をしているそれです。時計に関してはそこまで変化はしないが、銅は緑青を起こすことによって被膜を作り、腐食を防ぐ役割がある。ということで、エイジングを楽しめる時計ということで最近では人気の金属となっています。
さて、ケースバックをみるとやはりみんな大好き、スケルトンとなっています。なかなかいいんじゃないでしょうか。
将来性
先ほどの書きましたが、これまでパネライのブロンズモデルは人気があり、入手困難でした。それは限定ということが大きかったのかも知れません。しかし2019年のこのモデルに関しては、”限定“のアナウンスはありませんでした。それがどうでるのでしょうか?オサーンの思うところによると、結局大量生産するわけではないので、プレミア化するのは間違いないと思います。あとは、好き嫌いの問題ですね。どうしてもクセのあるデザインのブランドはこれが大きく購買意欲に繋がるので、プレミア化するにしてもなかなか買う気にはならないんですよね・・・
価格帯
定価 ¥1,954,800 です。これ、どう思います。オサーンは最初、「高ッ!」と思いました。だって金ではなく銅を使っているモデルで、ベルトは革。これはなかなか出が出せない。あと20万出せば、APのロイヤルオークが買える価格なんですよねぇ。と他と比べていては買い物がなかなかできません。では、市場価格はどうなっているのでしょうか?まだ日本でのセカンドマーケットでの流通はお見受けできませんが、ありました、海外に。
何と、3,248、000円です!この価格で売れるかどうかは別として、恐るべき価格設定です。はやり300万円辺りが実勢相場となるのでしょうか。そうなると、ロレックスばかりに気を取られている場合じゃないですね!

スペック
ムーブメント
自動巻きメカニカル
パネライ自社製P.9010 キャリバー
径 13¾リーニュ
厚さ6.0mm
31石
グリュシデュール®製テンプ
振動数28,800回/時。インカブロック®耐震機構
パワーリザーブ3日間
2バレル
構成部品200個
機能
時、分、スモールセコンド、日付
ケース
直径47mm、ブロンズ
ベゼル
ブロンズ/ブラウンセラミック
目盛りの付いた反時計回り逆回転防止ベゼル
ケースバック
ねじ込み式、サテンチタン
文字盤
ブラウンに夜光アワーインデックスとドット
3時位置に日付、9時位置にスモールセコンド
防水機能
30気圧(300m)
ストラップ
ベージュ 26/22.0 スタンダード
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