【18禁】海鮮丼になった話

㊟ 時計とは関係のない話で、場合によっては削除する可能性のある内容です。大人の世界、端的に言うと風俗の世界の話となりますので、そっち方面の話が嫌いな方は決して見ないでください。

若い時って、何が起こっても面白かったりしますよね。これは遡ること約30年前のこと。

私(18歳)と笑いのツボや趣向が合うお姉さん、チーフと呼ばれていたS子(当時25歳)とバイト先だったお酒の置いてあるレストランで知り合った。仕事が終わるとラストまでいるメンバーと雇われ店長はその店で “まかない” を食べてペチャクチャとお喋りを楽しむのが日課だった。

今考えると25歳の女性とはまだまだ成熟途上の女性と思うが、高校を出たばかりの18歳の若造には “色っぽいお姉さん” という憧れがあった。

ある日、バイト先が定休日ということで仲の良いメンバーとカラオケへ行くことになった。そのS子は私の隣りに何気に座っていたのだが、酎ハイを飲んでいたせいか眠たそうに私に寄りかかってきた。

当時の私は今よりも当然絶倫。競馬で例えるなら、ハミを噛んで頭を上げて引っ掛かっている状態だ。発汗も凄い。もう俺のオルフェーヴルは、フェラーリのエンブレムのようになっている。

すると酔って寝ていると思っていたS子、こともあろうにみんなが見えないところでコソッと私の手を握ってきた。それだけで血気盛んなオルフェーヴルは、フェラーリから十川ゴムのペガサスになる。当然、カラオケのあとはホテルへ直行する。

当時、ホテルの利用料金は部屋に設置してある筒のような物に入れると “シュバッ!” と新幹線のトイレのように吸い込まれる方式だったのを思い出す。そんなことはどうでもいい。もう俺のオルフェは嘘をつきまくったピノキオになっている。

「Round 1, ファイッ!」

しかしこの状態からは情けないぐらい早い。ミハエル・シューマッハがモナコを1周するよりも早く発射したに違いない。ファステストラップだったはずだ。若いので仕方がない。だがそれだけでは終わらない。

「Round 2, ファイッ!」

ゴムを付け替え2回戦に突入。今度は山手線でいうなら、新宿から渋谷ぐらいは持った。恵比寿までは厳しいか。

若いとエンドレス。まだ問題ない。しかし困ったことに、ゴムがない。S子は「ないほうがいい」と言うが、私が困る。ここへ来て石橋を叩いて渡るのも変な話だが、そんなところがチャーミングなオサーン。

とりあえず「お風呂に入ろう」とボーナスステージを提案する。これはこれで興奮する。

そして私は使用済みゴムを手に取り、風呂場で洗うことにした。この姿がまた滑稽だ。二人で大笑いする。こんなことが楽しくて仕方ない。若いって素晴らしい。この頃から俺は持続可能な社会、いわゆるサスティナブルを実行していた。我ながら素晴らしい。

ボーナスステージも終了し、またしてもバトルが始まる。ゴムは2個洗った。まだまだ戦える。

「Round 3, ファイッ!」

ここまでくると、流石に長持ちする。長期戦必至だ。

しばらくすると、二人の接着面から今までにない音がしてきた。見てみると、私とS子の股間が泡まみれになっている。そんな経験を今までしたことのない私は、女性が覚醒するとバブリーになるのかと思ったが、流石に泡の量が尋常じゃない。

俺:「カニさんやないねんから(爆)」

二人で大爆笑する。どうやら洗ったゴムの石鹸を流しきれてなかったようだ。

S:「アワビとカニは、豪華な海鮮丼www」

俺:「チーフ、高級魚肉ソーセージ入りまーす!」

二人:ケタケタケタ(笑)

若い時は何でも面白い。