日々是れ、思ふ 其の拾漆
「日々是、思ふ」は、オサーンがちょっと時計とは関係ないこと(時には関係あること)、思ったことを綴る時事的コラムです。社会派ハードボイルドとでも言うべきか。100人に1人でも共感してもらえれば本望です。
基本、「オサーンの愚痴の掃き溜め」である。
「死後の世界」について考えた。何故かというと、あるHPで自分の余命を視覚化するという海外のサイトを見たからだ。すると、私はちょうど人生の折返し地点にいるようだった。そんなことは、平均寿命からわかっていることだが、何となく客観視すると色々と疑問が湧いてくる。
結局、「死後の世界」ってあるのか?私が小学生の時に親父がよくベタなギャグを言っていた。
良い行いをしていると天国へ
悪い行いをしていると地獄へ
中ぐらいの行いなら中国へ
渾身のギャグだった。しかし中国の人口を見ると、まんざら嘘でもないのかとも思った。
じぁ、幽霊は何だ?どこの国にも入国できなかったのか。それとも「この世に未練があるので…」なのか。未練なら俺もある。題して、「未練2020年版」だ。未練を箇条書きにすると、
- 116506 アイスブルーを手に入れたい(まだ間に合う)
- FXで1000万溶けたのを取り返したい(まだ間に合う)
- 初恋の人に告白できなかった(もうババアだ)
まだまだある。未練なく死ねる人なんてごく僅かだ。クロマニヨン人も絶対に未練があっただろうし、ウチの犬でさえ、穴に隠していた骨を息子が掘り出して捨ててしまったにも関わらず、未練たらしく未だに探している。幽霊となって出る条件は何ナンダ。
子供の絵本で面白かったのが「じごくのそうべえ」という本だ。そこで “三途の川” を船で渡るシーンでこんなのがあった。
船に乗った”そうべえ“ほか、ギュウギュウ詰めの者(死者)達が閻魔大王の元へ向かう。船には鬼の船頭がいる。
鬼の船頭「コラお前ら、じっとせい!川に落ちたら生きるぞ!」
なるほど、死んでしまった世界なので、生と死が逆転している。そう言えば、「三途の川を渡らずに引き返したら生き返った。」というような話を聞いたことがある。もしかしたら、川で溺れたら生き返らないまでも、幽霊になれるのかも知れない。
じぁあ、守護霊はナンダ。危険から守ってくれるいい霊とは聞くが、どうやったらなれるのか?今の俺には憑いているのか。俺の守護霊に、
「安いデリヘル使ってるな」
とか思われてないだろうか。
疑問は尽きない。でも俺は親父が病院で死んだ時、かすみ目なのかメガネが汚れてたのかと思ったが、そうではなくモヤのようなモノを確かに見た。それが “すぅ〜” っと俺に近づいて来たと思ったら、俺の後ろにあったダイキン製の空気清浄機に吸い込まれて行った。
あの病室の空気清浄機、ピッコロの入った魔封波の壺みたいだ。
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