日々是、思ふ 其の捌

日々是、思ふ」は、オサーンがちょっと時計とは関係ないこと(時には関係あること)、思ったことを綴る時事的コラムです。社会派ハードボイルドとでも言うべきか。100人に1人でも共感してもらえれば本望です。
基本、「オサーンの愚痴の掃き溜め」である。

悔しい思いをしたことって、誰しもあると思う。私も人並み、いや人並み以上の悔しさを体験しているかも知れない。先日は自分の甲斐性のなさに、欲しい時計が買えなかった。「買えるんだけど、我慢した。」とは言えない。ストレートに経済的な理由で買えなかった。悔しい。もっと先を見越した支出をしていれば、買えたかも知れない。

しかしこれを上回る悔しいことがあった。これは自分の行動力の無さを反省するしかない。

未来のことを題材にした映画やアニメは数多い。有名なところでは「バックトゥザフューチャー」や「ブレードランナー」、アニメでは「鉄腕アトム」や「ドラえもん」。日本人の多くが知っているタイトルだろう。

その中でも、ラえもん」の認知度は群を抜いている。四次元ポケットと呼ばれる腹のポッケから出される”未来の道具“に、ワクワク・ドキドキした。

その道具にもまた、定番アイテムがある。”どこでもドア” や “スモールライト” などは有名なアイテムであるが、一番、未来の道具というよりも、当たり前のように出てくるアイテムが、”タケコプター” である。

しかしこのタケコプターの形状では、実際に人を持ち上げる力を出せないという研究結果が出されていた。私には秘策があった。確かにこの形状では不可能かと思うが、去年、実際に友達とチャレンジしたことがあった。だが、失敗に終わった。

そんなチャレンジのことを忘れていた矢先、ビッグニュースが飛び込んできた。タケコプターを個人で完成させた人がいる。

中国人の彼は諦めなかった。しかも命を懸けて飛んでいる。ロマンだ。漢のロマン。体一つで空を飛ぶ。流石は中国、4000年の歴史を感じさせる才能。まさに、I believe I can fly ♪ を現実にした。R.Kelly も喜んでいるに違いない。

私は夢をいつしか捨ててしまっていた。彼は諦めなかった。夢は諦めた時、0(ゼロ)となる。諦めなかった者だけにチャンスが訪れる。見つけた夢は、追い続けることとする。

だから小学生の時からの夢、”かめはめ波” が出るまで毎日練習する。