ORIENT Grand-Prix 100

オススメ度★★☆☆☆

国産史上最多石のオリエント「グランプリ100」。機械式時計における「石」とは歯車の軸が地盤に接する部分に噛むように設置される硬石のこと。「石」がないと絶えず回転する車軸が地盤を削ってしまう。この時計、その名の通り石数は100。他には「グランプリ64」というのも1965年にリリースされた。グランプリ100では機械の装飾として相当量のルビー、サファイアを使い、石を無駄に使っているが精度を追求するための機構もフル装備している。IWCのペラトン式に酷似した自動巻機械を搭載し テンプに微動緩急調整装置「TRIOSTAT/トリトスタット」を付加、耐震装置にはオリエント初となる「INCABLOC/インカブロック」を採用しています。外装も非常に高品質です。ケース各面の研摩は複数の手法を使い、精緻な仕上がりです。文字盤は放射状に光沢する銀色の意匠で、そこに載るインデックスとロゴは凝った造形の植込み。裏蓋にはペガサスが刻印された金色のメダルがはめ込まれていた。完全防水の「グランプリ100・スイマー」は同社の代表的な腕時計でしたので、一切の妥協を排して製造されている。

100石入っているが、飾りがほとんどである

希少性

やはり約50年も前に製造された時計だけあり個体の減少はあるものの、製造数が多かったのか、ネットオークションやショッピングサイトでは結構見かける。購入するなら程度の良い個体を選びたい。この「多石時計」というのが、もしかしたら再び脚光を浴びる日がくるかもしれない。

価格帯

当時の販売定価が16,000円程度のものであったが、物価を考えるとそこそこ高い。それがそのまま今の販売価格になっている感じで、4~5万円程度の個体から10万円を超えるものまである。余裕があるなら、買ってもいい時計だろう。

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