OMEGA Speedmaster Professional Moonwatch Caliber 321 Platinum Ref.311-93-42-30-99-001

オススメ度★★★★☆

なんか最近、オメガが気になるオサーンです。考えてみると、ロレックスクロノグラフと言えば”デイトナ“ですが、何がオメガと大きく違うのか。それは単純明快。オメガは、多彩なバリエーションで、自分のハートを鷲掴みにするデザインが見つけやすいと言うことです(オサーン調べ)。東京オリンピック記念モデルだけでも5パターンも出すぐらいです。そして先日、オメガから新たなるアナウンスがありました。

期待に応え、伝説のムーブメントが戻ってきました!オメガは今年初め、長らく復活を切望されていたアイコニックなムーブメント、キャリバー321の再生産を発表しました。そしてアポロ11号の月面着陸50周年を機に、オメガは誇りを込めて、このムーブメントを搭載する最初の「スピードマスター ムーンウォッチ」新モデルを披露しました。今年の冬、いよいよこのタイムピースが発売されます!

ということです。では詳しくこのモデルを見ていきましょう。

複雑で美しいデザインで知られるオリジナルのキャリバー321は、1957年の「オメガ スピードマスター」に初めて使われたムーブメントでした。このムーブメントは、数々の宇宙飛行向けモデルに使われたことで特に有名であり、その一部は月にも到達しました。現在、このキャリバー321は専用の工房での入念な研究と再構築を経て、当初の仕様に沿って復活を遂げています。


スピードマスター ムーンウォッチ 321 プラチナ」のサファイアクリスタル製ケースバックを通して、再構築されたこのムーブメントを見ることができます。このクロノグラフは、サテン仕上げとポリッシュ仕上げを施した42㎜のケースを持ち、その名が示す通り、ゴールドPt950Au20)を配合した特殊なプラチナ合金を素材としています。このケースデザインは、第4世代の「スピードマスター」(ST 105.012)が備える、左右非対称ツイストラグ付きケースから着想を得たもので、プラチナ製バックルが付いたブラックレザーストラップが付属します。さらに、この期待の新モデルは、「スピードマスター」特有のホワイトエナメル製タキメータースケールを配したブラックセラミックベゼルも備えています。

もちろん、ほかにも魅力的な特徴が満載されています。段差が設けられたダイアルは深いブラックオニキスを素材とし、その色合いは18Kホワイトゴールド製インデックスおよび主要な針を含むそのほかの素材と見事に調和します。非常に目を引くもう一つの特色は、3つの隕石サブダイアルです。オメガは「スピードマスター」が月面着陸とともに刻んできた歴史を讃え、本物の月隕石の薄片を採用しました。このことで、これまでに月面で着用されたすべての「スピードマスター」を駆動したキャリバー321との結びつきがさらに確固たるものとなります。

将来性

このモデルのデザイン、かなり人気になりそうな感じです。元々インダイヤルを配したクロノグラフは見た目が格好いい(主観)のですが、このインダイヤルに隕石を使っているという希少性がそそられます。

価格帯

2019年12月発売予定となっており、価格未定です(2019年7月現在)。恐らく600万円〜650万円辺りではないでしょうか。

スペック

ケース:

  • 42mm  – Pt950Au20 プラチナケース(サテン・光沢仕上げ)
    ブラックセラミックベゼル(タキメーター)
  • 風防(全面・背面)サファイヤクリスタル
  • 50m 防水

 

ダイヤル:
  • ブラックオニキスダイヤル(針・インデックス:ホワイトゴールド)
  • メテオライトサブダイヤル
ムーブメント:
  • オメガ復刻版 calibre 321(手巻き)
  • 17 石
  • 44時間パワーリザーブ 
  • 18,000vhp(2.5 Hz)

ストラップ:

  • ブラックアリゲーターストラップ – プラチナバックル