OMEGA Speedmaster Apollo 11 50th Anniversary Limited Edition Ref.310.60.42.50.99.001

オススメ度★★★★☆

最近、イエローゴールドの魅力に取りつかれつつあります。歳のせいでもあるのでしょうか?しかし、このオメガの新作は、スポーティ且つゴージャスですね。デザインも大変美しいと思います。

50年前⁠、人類は史上初めて月面に足を踏み入れました⁠。その時⁠、オメガのスピ⁠ードマスタ⁠ーは当時の宇宙飛行士たちの手首に巻かれていました⁠。そして今年⁠、オメガは1⁠,014本限定の新作アポロ11号 50周年記念モデルにより⁠、永遠に受け継がれるこのミ⁠ッシ⁠ョンの偉業に敬意を表します⁠。

公式HPにも掲載されている通り、アポロ11号が月へ降り立って50周年という記念でリリースされます。それはそれは、大偉業というのはオサーンでも理解できます。実際に月面着陸した4か月後に宇宙飛行士への感謝に気持ちを込めて宴をオメガが主催し、その時にNASAの宇宙飛行士たちへ”ゴ⁠ールド スピ⁠ードマスタ⁠ー BA145⁠.022“を贈呈しています。

Speedmaster-BA145.022-001

1969年から1973年の間に1⁠,014本のみ製作されたモデルであり、コレクターアイテムとして人気があります。そして今回リリースされる新型モデルでも、同じく1,014本のリリースとなります。今回もモデルは、裏スケになっているのにも注目です。

将来性

元となった”BA145⁠.022“の個体数も少ないということで、なかなか市場では見受けられません。そういうところを加味すると、やはり希少価値が高く、将来性はあると思います。しかし将来性ということであって、一時的な値上がりはあってもそれほど爆上げするとは思えません・・・と言いながらも、昨今の高級時計ブームがここでも火が付く可能性も捨てきれません・・・しかし評価されるのは、また数十年後とかになるのかな、と思います。やはりオリジナルの”BA145⁠.022“が物語ってます。
その他、今回のゴールドをオメガは”イエローゴールド“ではなく、”18Kム⁠ーンシ⁠ャイン™ ゴ⁠ールド“と素材の名前を謳っております。オメガ曰く、

⁠従来の18K イエロ⁠ーゴ⁠ールドよりも淡い色合いのム⁠ーンシ⁠ャイン™ ゴ⁠ールドは⁠、経年による色や光沢の劣化への耐性が高くな⁠っています⁠。⁠”

ということらしいです。長期保存に向いているということは、投資向きの個体ですね。

左:旧型 右:新型

価格帯

定価 4,006,800 円ということです。金無垢なので、それ相応の値段はしますね。あとは付加価値です。実は”ゴールド スピードマスター BA145⁠.022“の付属品などもフルセットが以前、スイスで行われた”Phillips“のオークションで出品されています。その時の希望価格が”CHF 140,000“だったと思います。現在の日本円で、約1,500万円です。余裕があるなら、狙うこともオオアリですね。

スペック

機能

超高耐磁性能ムーブメント

クロノグラフ

限定販売 (1,014)

スモールセコンド

タキメーター

シースルーケースバック

技術仕様

ラグの間のサイズ: 20 mm
ブレスレット: ムーンシャイン™ ゴールド
ケース: ムーンシャイン™ ゴールド
ケース直径: 42 mm
ダイアルの色: イエロー
クリスタル風防: 両面に無反射加工を施したフラット強化無反射サファイアガラス
防水: 5 気圧 (50 メートル / 167 フィート)

1969年にオメガウォッチを身に着けた宇宙飛行士が初めて月面着陸に成功してから50年。オメガはこの輝かしい年を記念して、オメガ マスタークロノメーター キャリバー3861を搭載した、世界限定1,014本のスピードマスターの手巻きモデルを製作しました。

この記念モデルには、18K ムーンシャイン™ ゴールドを使用しています。縦方向にブラッシュ加工が施された18K ムーンシャイン™ ゴールド製のダイアルには、オニキス製のインデックスが配されています。1969年製のモデルにインスピレーションを得て、セラミック製のベゼルリング、ケースバックおよびムーブメントのマーキングにはバーガンディが使われています。

装飾が施されたケースバックのインナーリングは18K ムーンシャイン™ ゴールド製にブラック加工が施され、アメリカ大陸の地図の一部とドーム型の月の隕石が、実際の地球と月の対比となるように象眼であしらわれています。

OMEGA HPより