OMEGA Seamaster Diver 300M “JAMES BOND” Numbered Edition Ref.210.93.42.20.01.001

今や “ジェームズ・ボンド” と言えば、オメガのイメージが定着しています。映画に登場する商品は、スポンサーという側面があるので、制作側の思う通りの商品を使えるわけではありませんが、今となればオメガ007の代名詞となっている小物の一つです。

今回ご紹介するモデルは、2020年新作シーマスター ダイバー300m ジェームズ・ボンド プラチナ ナンバード・エディションです。

あれ?見たことがあるけど・・・と思った方もいるかと思います。そうなんです、2019年に発表されたシーマスター ダイバー300M 『007 女王陛下の007』公開50周年モデル というのがありました。

ステンレスケースゴールドをあしらったインデックスラバーストラップというかなり恰好いい仕様で私もかなり欲しいモデルなのです。

その後、主演のダニエル・クレイグ扮するジェームズ・ボンドが最後となる作品である「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」の公開を記念して発表されたモデルもあります。

ヴィンテージ感溢れるデザインで作られたこのモデルは、シーマスターとしては珍しいステンレスモデルにして100万円を超える定価設定でした。しかしながら、新型コロナウイスルの影響で上映は延期となり、時計が先行して出回る形となりました。

 

そして実質的に、この映画の宣伝となりうる新作が今回紹介するモデルなんですが、なんとこれ、プラチナケースです。

ジェームズ・ボンドとの揺るぎないパートナーシップを記念して、オメガはグローブ・トロッター™製の特別なスーツケースに収められた、「シーマスター ダイバー300M リミテッド エディション」を発表しました。プラチナゴールドを使用したの直径42 mmのウォッチには、プラチナのステッチが入ったブラックのレザーストラップが付属し、ケース側面のプラチナゴールド製のプレートには、個別番号付エディションであることを示す番号がエングレービングされています。

このモデルは、プラチナを使用した立体的なダイビングスケールが付いたブラックのセラミック製ベゼルリングのほか、螺旋を描く18Kホワイトゴールドでガンバレルがデザインされたブラックのエナメル製ダイアルを備えます。その中央部の直径はちょうど9 mmです。針とインデックスに使用されている18Kホワイトゴールドは、12時位置のボンド家の紋章にも用いられています。

その他にも、ホワイトエナメルを使用した7時位置のミニッツトラックには007のロゴがあしらわれ、またジェームズ・ボンド シリーズの映画『女王陛下の007』の上映50周年を記念して、10時位置には夜光塗料でシークレットナンバーの「50」がさり気なく配されています。サファイアクリスタルガラスのケースバックにはボンド家の紋章がレーザーエングレービングで施され、プラチナとユニークな手作業のエングレービングで仕上げられています。オメガ コーアクシャル マスター クロノメーター キャリバー8807搭載。交換用のブラックのラバーストラップが付属しています。

というオメガの説明の通り、『女王陛下の007』上映50周年記念モデルプラチナモデルということですね。ステンレスモデルが約80万円で、こちらの価格も気になります。ということで発表します。な、な、なんと、

6,127,000円(税込み)

となります。やはりどのブランドでもそうですが、プラチナモデルというのは最上級モデルという位置づけがありますので、この価格も致し方ないのかも知れません。にしても、実質ケースとストラップの一部プラチナが使われているだけで、革ベルト(ラバーストラップ付属)でこの価格は、結構攻めた価格かと思ったりもします。

しかしよくよく見ると、「プラチナゴールド」という表記となっています。これは、プラチナを混ぜ合わせている金属です。金の含有量は2%ほどらしく、刻印されるのは「Pt950」というものになります。ちなみに、ロレックスデイトナ・アイスブルーなどに使われているプラチナも、「Pt950」となっています。

スペック

ケース形 42mm
ケース厚 14.06
ケース素材 プラチナゴールド [Pt950Au20]
ストラップ ブラックレザー
防水性 300m
ムーブメント 自動巻き、Cal.8807、パワーリザーブ55時間、毎時25,200振動、35石
付属品 グレーとブラックのストラップのついたグローブトロッター™製の特製スーツケース
付替え用のブラック ラバーストラップ
旅行用ポーチ
ルーペ
ストラップ交換ツール付属
限定 オメガブティック限定
価格 5,570,000円(税抜き)
発売予定 2020年10月