時計のレンタルについての話

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時計好きの知り合いが誘ってきたのでどうなんだろうと思ったので、みなさんにも聞いてみたいトピックなんですが、「時計のレンタルってどうなんでしょう?」って話です。

実は、借りる側の話ではなくて、貸す側の話なんです。今、検索してみるだけで結構な数の時計をレンタルできる業者が増えてきています。今や “サブスク” 全盛期です。それが時計にも及んでるんですね。これだけ高級時計がブームになると、そういった商売が当然出てくるのは理解できます。レンタカーは、今や世界中でスタンダードとなっている商売だ。今では様々な車種が借りれるらしく、ウチの息子も自分の車があるのに、時々レンタカーを利用している。何台も買えないので欲しい車が乗れるなら、と利用しているそうです。

ある程度の期間、時計レンタル事業を続けている会社は、それなりに収益を上げているのでしょう。借りることのできる時計も、その会社(もしくは関連会社)が所有している個体で、借りた時計を気に入ったらそのまま購入までできるところもある。これは、元々欲しかった時計を1度使ってみることによって、イメージと違った場合などは高い買い物をせずに済む利点がある。欲しかったら買えるとなると、このシステムは良いんじゃないか。

しかし、一般の時計所有者から時計を借り上げて、それを貸すといったシステムを取っている会社がある。それって大丈夫なのかと心配になる。”借りたい人” と “貸したい人” の仲介業者ということのようだ。そういったレンタルを仲介する会社はいくつがあるが、この高級時計というのはちょっとどうなんだろう?いや、別に僕はやらないので構わなのだが、気になる。

誘ってきた友達が言うには、この仲介業者に自分の時計を預ければ、その時計がレンタルされなくても貸出しのレンタル代金がもらえるという。そう、自分がサブスクされる側。複数本、時計を所有している者にはありがたいシステムだ。方法としては、その仲介業者に自分の所有している時計を伝えると、「取扱える商品なのか、毎月の貸出し料、時計自体の見積り査定」が連絡される。良ければその業者へ商品を送るのだが、保証書も付けて送る必要がある。

もしもその時計に何かあれば、貸出し時の見積り査定された額が補償されるのでしょうが、1年半前に起こった事件を思い出した。

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細かいことはわからないが、システム的には同じように感じる。貸出したことによる収入は毎月あるようだが、この貸出した時計は、最低でも6カ月は貸出す必要がある。契約は半年更新のようだ。

上記のような過去に事件があっただけに、僕にはリスキーに感じてしまう。毎月、貸出しただけで収入があるのは魅力的だが・・・貸出した瞬間に、気が気じゃないんだけど。

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