MING 19.05

もう、このデザインを見れば一目でわかるようになってきた方も多いかと思います。そうです、シンプリシティとスタイリッシュが見事に融合したデザインの Ming(ミン)から、19.05が登場しました。

決して華やかさがあるわけではないのですが、目を引くデザインだと思います。カジュアルな感覚で着けれるんですが、黒のレザーストラップやブレスレットに付け替えると、フォーマルなシチュエーションでも十分に対応するのではないでしょうか。

この Ming 19 ですが、今まで 19.0119.02 と進化してきています。

Ming 19.01

Ming 19.02 Worldtimer

19.0319.04 というモデルがあったのかどうかはわかりませんが、恐らくプロトタイプ的なものがあったのかも知れません。ちょっとその辺りは勉強不足です。これまでのモデルも、入手はもう不可能です。一つ一つのモデルの製造数も少ないので、二次(中古)市場に出ることも、稀だと思います。

実はこの Ming 19.05 が発売された日の朝、たまたま注文できる状態にありました。朝の4時でした。寝ぼけていたのと、仕事に行かなくては行けなかったので、「また後で注文したらいいか。」と3時間近く放置していたら、既に完売となってしまっていました。かなり後悔しています・・・

全く見ていなかったのですが、この Ming 19.05 は、15本限定ということでした。知っていればポチッていたですが、あの奇跡的な一瞬をスルーちゃったんですね。画像の矢印の部分が「受付中」となっており、メッセージを送信する欄もありました。とりあえず、ポチッとけばよかった・・・

何事も、「買える時はなぜか買えるし、買える機会があっても逃す時がある」ということです。また気長に次回作を待つとしましょう。

さて、この Ming 19.05 のリリース直前に、Mingコンセプトモデル3本セットフィリップスオークションに出品されていました。

左から MING 20.01 S1 Concept: Chronograph / MING 18.01 6.39 Concept: Diver’s watch / MING 27.02 Concept: Time only という豪華3本コンセプトモデル。

矢印の部分が落札価格です。これ、81,900スイスフランとなりました。現在の為替相場で換算すると、約930万円ですよ。確かに大手オークションハウスでの時計オークションなどの落札価格では、”ごく普通” ですが、この Ming の時計って、ブランドが販売している価格が数十万円と、結構リーズナブルなプライスレンジなんです。

しかし製造している各モデルの本数が毎回少量で、希少性が極めて高い。時計の造りやデザインにかなりの定評があるので、こういった相当レアなコンセプトモデルは、高値が付くってことですね。

話を Ming 19.05 に戻しますが、このモデルのムーブメントは、シュワルツ-エティエンヌ製(Schwarz-Etienne)のMING Cal. ASE200.1というマイクロロータームーブメントを使用。タングステン製マイクロローター約72時間パワーリザーブです。

ダイヤル側のシンプルさとは逆に、ムーブメントは “魅せる” 美しい作り。これは、最近人気がかなり高い H.モーザー と相通じるところがあるように思います。

針やベゼルのベゼルの内側部分には、スーパールミノバX1が使われています。そして使われている素材は、グレード5チタンというチタン合金。ブレスレットチタン製レザーストラップジャン・ルソー製で、クイックリリースが付いているので、付け替え簡単です。

Studio Koji Satoマレーシア・クアラルンプールで手作りしたレザートラベルポーチが付いてきます。もし注文できた方がおられましたら、おめでとうございます。届いたら、見せてください!

ケース径 39mm
ケース厚 10.9mm
ダイヤル セラミックサファイヤダイヤル
夜光 スーパールミノバX1
防水 50m
ムーブメント シュワルツエティエンヌ for MING Cal. ASE200.1
パワーリザーブ 72時間
ストラップ/ブレスレット ジャン・ルソー製カーフレザーストラップ
限定 15本
価格 9,950スイスフラン≒113万円