KROSS STUDIO Death Star Tourbillon Watch Ref. SWDST21

実は私、スターウォーズの大ファンなんです。息子達も大好きなんです。プラモデルやレゴもいくつか息子が持っているし、結構マニアックなフォトブックもいくつか保有しています。物語の内容は子供には少し難しかったりしますが、キャラクターデザインやバトルシーンは大人も引き込まれるぐらい、楽しかったりします。

そんなスターウォーズに出てくる宇宙要塞の一つに、デススター（Death Star）なるものがあります。名前からして、”悪” という臭いがプンプンしていますが、その通り、帝国軍（悪者）が建造した100万人以上の乗員がいる天体のような巨大要塞です。

月ほどの大きさの要塞表面でのバトルシーンは、有名ですよね。

話が物語に脱線してしまいそうなので戻しますが、このスターウォーズに出てくるデススターのデザインを取り入れた時計が、スイスの高級腕時計ブランド KROSS STUDIO から発表されました。当然、ルーカスフィルムとのコラボレーションという公式商品です。

ケースサイドには、くさび形文字のようなオーラベッシュ文字というスターウォーズ内で使われる架空の宇宙文字が書かれています。”Star Wars galaxy” というような意味が書かれているようです。
ケースの形も丸みを帯びており、一見、オモチャの時計なのか？と思ってしまいますが、ナントナント、複雑機構の代表格・トゥールビヨン内蔵の機械式時計なんです。

そう、真ん中のデススター内部に見えるのがトゥールビヨン、デススター（の半分）がダイヤルにあるということで、当然時計のサファイヤクリスタルもドーム型に作られています。素材はグレード5のチタンを使用、ケースサイズは45mmで、5日間のパワーリザーブを搭載した手巻き式となっています。

スターウォーズコレクターには垂涎の時計なんですが、ここには大きな壁が。当然、高額な価格が予想されます。はい、高いんです。価格はのちほど。

ケースバックはシースルーバックとなっており、Dリングが起き上がるようになっています。

そして画像の上部に刻印されている文字をみると・・・”N°01/10” とあります。もうおわかりかと思いますが、当然大量生産できる時計ではありません。となると、限定モデルです。その数、なんと10本！僕よりもお金持ちのスターウォーズコレクターが10以上いたら、もう買えません。残念です。

よく見ると、なかなか凝った作りとなっています。ストラップも今流行りのインターチェンジャブルとなっており、3種類のストラップが付いてきます。ストラップの模様も、デススターの表面のような形でエンボス加工されています。

しかもこの時計、これだけではありません。ちゃんとスターウォーズコレクターのことを考えてます！時計の付属品も目を見張るものがあるんです。

これ、大きさは3.94フィート（1.2メートル）もあります。この巨大な箱の正体は、「カイバークリスタルコンテナ」という劇中に登場する1/2スケールのカイバークリスタルを運ぶ為のコンテナなんです。

じゃ、そのカイバー・クリスタル（Kyber crystal）ってなんぞや？ってなると思いますが、あの有名なライトセーバーの原料みたいなもんです。

それを運ぶ箱を付属品で付けるってマニアック！

しかも、1.2メートルもあるし（笑）この箱には、付属のストラップや時計を入れるところなど9部屋にわかれており、そのカイバークリスタルも収納できるようになっています。ていうか、カイバークリスタルも付属しています。

箱にはセキュリティがかけられるようになってるのでしょうか？飾りでしょうか？オーラベッシュ文字を読めないのでわかりません。