KONSTANTIN CHAYKIN Santa 2021 Special Edition
- 2020.12.24
- その他 海外ブランド
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コンスタンチン チャイキンと言えば、日本ではくろのぴーすさんがお持ちで有名ですね。
上がり時計🤡 https://t.co/DvsrX6DYLQ pic.twitter.com/rFWHfrI9HY
— くろのぴーす 腕時計愛好家の生活 (@chronopeacecom) March 29, 2020
ふざけた時計のように見えますが、独立時計師として活躍するコンスタンチン・チャイキンは企業としてもロシア唯一の高級機械式時計ブランドです。彼自身は、独立時計師のグループアカデミー (AHCI)のメンバーで、70 以上の特許を取得している凄腕時計師なんです。彼の造る時計には、それぞれの物語を感じさせる、絵本から抜け出したような時計が多くあります。
それらについては、またいづれご紹介したいと思います。
今回ご紹介するのは、コンスタンティンチャイキンのアイコン的存在のレギュレーターダイヤルを利用したサンタクロースです。
ご存知の方にはお馴染みの右目(向かって左)の黒目の位置で「時」を指し示し、左の黒目が「分」を指すようになっている。開いた口から見えるぶら下がった舌は、ムーンフェイズという仕様です。両方にあるリュウズは耳ですね。そしてレザーストラップの一部が白く塗られ、サンタの白い髪とひげのようになっています。
レギュレーターダイヤルを上手に利用し、このような顔を表すアイデアを形にしたこと、そしてその顔は不気味なピエロのように見せたことでコンスタンティンチャイキンの勝ちです。もう誰も真似できません。完全にコンスタンティンチャイキンのアイコン的コレクション「Wristmons」として浸透しました。
基本スペックはだいたい同じとなります。ケースサイズ42mmのステンレススチール製。ただ凄いのが、ハロウィーンのカボチャの顔や今回のようなサンタクロースなど、その “期間限定で旬の時計” を作ろうとするところ。別にロングヒットを狙っていないのはわかるが、そんなところの考えがやっぱり常人とは違いぶっ飛んでいるんですね。
ケースバックももちろんクリスマス仕様です。そして気になるところが・・・”1/3“という刻印が見えます。
そうなんです、これ、たったの3本限定モデルなんです。一本目の高級機械式時計で選ぶモデルではありませんが、時計をコレクションしていると行きつく先がここになる人がいても不思議ではないぐらい魅力が詰まったブランドです。
ケース径 | 42mm |
ケース厚 | 13.7mm |
ケース素材 | ステンレススチール |
風防 | サファイヤクリスタル |
ダイヤル | ギヨショ彫り |
ムーブメント | K07-0(ベースムーブメント ETA 2824-2) |
振動数 | 28,800/h |
パワーリザーブ | 38時間 |
石数 | 38石 |
機能 | レギュレーターダイヤル(時・分・ムーンフェイズ) |
限定 | 3本 |
価格 | 18,230ユーロ≒230万円 |
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