実はあたな(オメガ)の事も好きだったんです
- 2020.10.01
- オメガ 時計情報局 海外ブランド
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普段はロレックスだ、ランゲだ、パテックだのと騒いでおりますが、実は私、オメガも好きなんです。いや、隠してなんかいるつもりではなかったんですが、あまり登場する機会がないんですよね。
やっぱりロレックス同様、実用時計としては凄く優れているブランドなんです。現代を生き抜くには避けては通れない磁気、機械式時計の大敵である磁気を気にする必要のないコーアクシャル機構というものを取り入れたムーブメントを使ったモデルを最近は多くラインナップしています。しかも、マスターコーアクシャルというものまであります。
コーアクシャルが1,000ガウスの耐磁性能を持つのに対し、マスターコーアクシャルは15,000ガウスもの耐磁性能を誇っています。ロレックスで耐磁性能というと、ミルガウスを思い浮かべる方も多いかと思います。そのミルガウスは、名前の通り1,000ガウスという耐磁性能となっているので、コーアクシャルでも十分なのはよくわかると思います。
しかし私をはじめ、高級時計が好きで買う人達は、やはり40代~の人が多いかと思います。もちろん20代、30代の人もいますが、金銭的な問題がそうさせるのが現実ではないでしょうか。
この40代~は、身体が弱ってきます。そうなるとみんなピップエレキバンを使います。しかしよく「水と油」などと性質が合わないことを比喩して言いますが、私から言わせると、「ビップエレキバンと機械式時計」ですよ。ピップエレキバン80なら800ガウスですが、その他の商品となると、軒並み1,000ガウス以上です。そうりゃ、ミルガウスもコーアクシャルも限界が見えてきます。まさに、「ビップエレキバンと機械式時計」です。
しかしそんな時、マスターコーアクシャルが活躍します。ピップエレキバンは使いたい放題使えるし、何なら超強力な磁力で身体の内部撮影をするMRIでも耐えうる耐磁性能を誇っています。うっかりピップエレキバンを時計に付けてしまっても心配のない、現代社会には最適なモデルを展開しているのが、実はオメガなんです。
コーアクシャルモデル<ピップエレキバン<マスターコーアクシャルモデルの図式が成り立つのも、オメガ。
さて、人気モデルのダイバーズウォッチであるシーマスター、しかし、シーマスターと言っても何十種類とモデルは存在しています。中でも評判のいい最新モデルのシーマスター ダイバー300 は凄くよくできている。デザインに好き嫌いはもちろんあるでしょうが、時計としては、かなり良いと思います。
Seamaster Diver300 Omega Co-Axial Master Chronometer 42mm Ref.210.32.42.20.03.001
しかもこれだけではなく、「シーマスター=ジェームズ・ボンド」という、007とオメガは切っても切り離せない仲。こちらの限定モデルなんかは、メチャクチャ良いと思います。
Seamaster Diver300 Omega Co-Axial Master Chronometer 42mm 007 Edition Ref.210.90.42.20.01.001
この限定モデルは、実店舗で拝見させていただきました。
ヴィンテージ感溢れるカラーデザインで人気が出そうだと思ったのですが、店員さん曰く、「結構好き嫌いがハッキリする印象です。」とおっしゃってました。遠回しに、若者向きではないようなニュアンスのことも言われてました。
でもね、実は一番私が素敵だなぁって思うシーマスターがこれなんです。



どうしてもリセールを気にしてしまうと、ロレックスに比べると分が悪いオメガですが、魅力的なモデルがたくさんあって、しかも正規店での対応が良いところが多くて、実はオメガ、大好きなんです!
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