いつの日か手にしたいと思う時計 ~買えたら最後の時計になるかも~
- 2021.01.04
- オーデマ・ピゲ その他 パテック・フィリップ ランゲアンドゾーネ 国産ブランド 時計情報局 海外ブランド
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趣味が高じてトコトンまで突き進めるというのは幸せではないでしょうか。私はかつて、自転車が大好きでロードバイク、ダウンヒルバイク、シクロクロス、ありとあらゆるカテゴリーの自転車に手を出し散財。自転車1台でも100万円とかしちゃいます。今でも好きですが身体のこともあって、行きつく先はママチャリになりました(笑)恐らく多くの趣味で、こういった事が起こっているのではないでしょうか。車やバイクには全く興味がありませんので、その分助かりました。
ちなみに自転車に乗らなくなった原因は、数年前にこんなこと(←クリックで見れますが、閲覧注意)になっているからです。
しかし時計は底なし沼のようにお金が果てしなくかかってしまいます。今は時計を買える余力がないこともあり、2021年は大人しく自宅待機していますが、そんな時間は憧れの時計をネットで見てばかり。いつの日か手にすることを思い描きながら・・・
ということで、今回は「いつの日か手にしたいと願う時計」として、いくつかピックアップしたいと思います。
オーデマ ピゲ
ロイヤルオーク “ジェンボ” エクストラ シン
Ref. 15202BC.OO.1240BC.01
2019年のSIHHで発表された、オーデマピゲ ロイヤルオーク エクストラシン です。中でもこのホワイトゴールド×サーモンピンクダイヤルは75本限定のレアピース。普通じゃ手に入りません。がしかし、これが驚くことに、市場に流れています。それもこれだけ(画像クリックで大きくなります)。
時計好きにはお馴染みのサイト、Chrono24 で探してみると、なんと20本もヒット。もしかしたら重複して出品されている個体があるかもしれませんが、75本しか世に出ていないはずなのに多すぎませんか・・・色んな意味で、ちょっと手を出し辛い感じがします・・・でも日本にもありました(青字のリンク先)。
オーデマピゲ ロイヤルオーク エクストラシン 15202BC.OO.1240BC.01 39mm ブティック限定モデル AUDEMARS PIGUET 未使用品メンズ 腕時計 送料無料
なぜこの時計かというと、やはりサイズ感があります。大径化が進んでいる中、この39mmというサイズ、8mmという薄さは凄いの一言。恐らく私の腕にもジャストフィットしてくれることでしょう。もちろんこのサーモンピンクダイヤルだけではなく、
同じ39㎜×8㎜の他の素材で作られたラインナップでも十分欲しいんですけどね。まずどれも手の届かないところにいるので、指を咥えてみているだけです。
A. ランゲ & ゾーネ
1815フラッハ・ハニーゴールド“F. A.ランゲへのオマージュ”
Ref. 239.050
2020年に「アドルフ・ランゲがザクセンでの時計工房設立175周年」として作られたシンプルなモデル。素材はランゲが専用使用権を持つハニーゴールドという極めて強度の高いゴールドを使用しており、加工が難しいという。そんなハニーゴールドの色合いはとても「渋い」の一言。
なかなか写真では伝わりにくいのですが、本当に上品。そしてこれまた素敵なホワイトエナメルダイヤル。ケースサイズ38mmで厚みが6.3mm。限定本数は175本とかなりこちらもレア。ただただ美しいの一言です。
ローラン フェリエ
トゥールビヨン グランスポーツ
Ref. LCF041.2.AC.C1GO
大きなブランドではないが、雲上ブランドなのは間違いない。パテックフィリップで37年間も勤めた彼が作ったラグジュアリースポーツモデル。トゥールビヨンが入っているにも関わらず、表に出さないダンディズム。ケースサイズ44mmと大きいかもしれないが、この際大きさなんてどうでもいい。恰好いいなら、許せる。一生見ることもないであろうこの時計。
作っているのはかなりのオジサンなのに、裏から見えるムーブメントのデザインが若々しい。しかし価格が2,000万円オーバーとか正気の沙汰ではない。適正価格?そんなもん、このレベルの時計には通じない言葉。買える人が買う時計。悔しいけど、価格を気にする人には向いてないってことです。
エルメス
アルソー ルゥール ドゥ ラ リュンヌ
デザインが好き。サイズが43mmと大きいけど、オシャレ過ぎる。このムーンフェイズは北半球と南半球を同時に表示するという。正直言って、今住んでいる北半球のムーンフェイズすら普段の生活において基本的に必要としていない。そんなところが好きなんです。このアルソー ルゥール ドゥ ラ リュンヌは、数パターンあるようです。
メテオライトダイヤルやアベンチュリンダイヤル、ラピスラズリダイヤルがあり、宇宙を感じさせてくれます。また、このメテオライトダイヤルなんて、他のブランドでよく見る網目模様のウィドマンシュテッテン
めっちゃオシャレだし、こんなモデル持っている人見たことない。製造数も各数十本程度。5デザイン写っている画像の右下のモデルなんて2本限定です。こんな時計を着けてイキリたいです。
Kikuchi Nakagawa
Murakumo
自分の生まれるもっと前の、凄く丁寧に作られた時計職人の一品、という印象を受けるこの Murakumo。日本人時計師である菊池 悠介氏と中川 友就氏の二人で立ち上げたブランド、Kikuchi Nakagawa。「好きな人は一目惚れするんだろうなぁ」と感じてしまうデザインです。大変失礼ながら、私の好みでは・・・と言いそうなところなんですが、そんな私でさえも引き付けられる何かがあります。やっぱり仕事の丁寧さがパンパないです。
何やねん、この針!メッチャ恰好ええやないかい!そう思ったらドンドン引き込まれていくMurakumo。
もしこの時計を手に入れたら、これからの人生、一番使う時計になりそうな気がする。ケースサイズが36.8mmというクラシックな何とも魅力的なモデルです。
パテック フィリップ
ノーチラス
Ref. 5980/1AR
ノーチラスですよ、やっぱり。憧れますって、そりゃ。現行モデルでいうと、コンビネーション素材のノーチラスはこの Ref. 5980/1AR のみです。もちろん一番人気の Ref.5711 は、どの素材でも欲しいです。今やノーチラスはロレックスのプロフェッショナルモデル同様、いやそれ以上に正規店での購入は困難な時代。それならば、並行店で買うってことを考えると Ref.5711 よりも、ちょっと珍しいコンビが欲しい。高くて買えないんだけどね。現在の定価が約800万円。市場価格は1,000万円オーバー。やっぱり見ているだけしか無理ですねぇ。
そりゃ買えるのならば、Ref. 5740/1G とか、凄く欲しいんですけどね。こんなの買えたら、もう時計は一生買わなくても納得して生きていけると思うんだけどなぁ・・・
「あれがいい、これがいい」って色々と考え、「いつならお金が溜まって買えそうか?」とか考えているのが楽しいってところもあります。正規店購入なら関係ないですが、並行店を視野に入れるとやはり相場に左右される高級時計、その購入するタイミングってのも大事になってきます。ビットコインも2021年に入り、1ビットコイン=300万円以上に高騰しています。相場っていつどうなるかはわかりません。「高級時計バブルも崩壊する」と最近では言われてきています。どうなんでしょうね?それによって買いやすくなって喜んで買える人が増えるのか、逆にそうなったら時計界隈からファンは離れてしまうのか。私は今まで通り買えたら、それで何の文句もないんですけど。
本来ならば、これらの時計って「必死で節約して買う」って時計じゃないんですよね。でもそれをしてまでも欲しくさせる要素があるということ。高級時計って、どっかから借りてきて着けるもんじゃないからね。
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