TUDOR 2020年の推しモデルは・・・
2020年も3月に入り、本来ならそろそろバーゼルの新作発表で興奮冷めやらぬ日々を過ごしているはずですが、今年は4月下旬というスケジュールでヤキモキし、しかも新型コロナウイルスの影響でバーゼルワールドは2021年1月に延期という不可解な発表を受けました。
しかし新作発表がこのお陰で早まる可能性も無きにしも非ず。ロレックスの新作には世界中から熱い視線を送られているに違いありません。そして同様に、ロレックスの兄弟ブランドであり人気が鰻登りのブランド「チューダー」も新作発表が期待されています。
今回は、新作予想というよりも、チューダーの “2020年の推しモデル” はこれじゃないかという画像が色々と飛び込んできたので、お知らせしようかと思っています。
チューダーの人気モデルと言えば、「フィフティ・エイト」、「GMT」、そして「クロノグラフ」などが挙げられますが、これは全て同じ「ブラックベイ」というモデルのシリーズとなっています。
元々は2012年に「ヘリテージ ブラックベイ」がチューダーのフラッグシップモデルとして登場。70年代のサブマリーナのデザインを復刻して作られた時計で、「独特なカラーリングのベゼル」、「イカ針」、「バラモチーフのロゴ」といったロレックスの人気モデルであるサブマリーナにはない特徴をもつダイバーズウォッチとして人気を獲得しました。
そして1stモデルとして登場したのがRef.79220です。ロゴに1970年以前に使われていた「チューダーローズ」を使用したことで、大きな話題を生んだモデルです。
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このモデル達は、徐々に価格を上げていっています。チューダーも製造終了すると、ロレックスほど反応が早くないにしろ、価格が上がる傾向にあるようです。
しかしこのチューダーのブラックベイシリーズとは違い、もう一つのスポーツラインに注目です。それが、
「PELAGOS(ペラゴス)」
です。このペラゴスは、「本格派」のダイバーズウォッチとしてラインナップされており、現行モデルは3モデルです。
チューダー(チュードル) TUDOR ペラゴス LHD レフトハンドドライブ 25610TNL 新品 時計 メンズ
左から Ref.M25600TB-0001 / Ref.M26600TN-0001 / Ref.M25610TNL-0001 となっています。特に私が気に入っているのは、リュウズが普通の時計とは反対側についているPELAGOS LHD(画像右)です。
「本格派」というのは、ダイバーズウォッチとして深海まで潜水するための機能が備わっているからです。
ロレックスでは「シードゥエラー」に搭載されている “ヘリウムガスエスケープバルブ” がペラゴスにも搭載されていることです。普通の用途では必要のない機能ですが、潜水に使う時には時計の故障から守るために必要な機能です。オーバースペックなのは承知ですが、それが良いんですよね。
で、ここからが本題です。ではなぜ私がペラゴスに注目するかというと、こちらです。
グラサン×タトゥーのこのお方が着けているのはペラゴスです。そう、彼はチューダーのブランドアンバサダー、イングランドの(元)貴公子、”ポッシュ・スパイス” こと元スパイスガールズ、ヴィクトリアの旦那であるデイヴィッド・ベッカムです。
「アンバサダーなので、チューダーを着けていて当然」と思うでしょうが、このペラゴス、よ~く見ると少し違うんです。その写真を彼はしっかりとインスタに出しています。
そうです。ロゴが入っているんです。このロゴ、実は米国「メジャーリーグサッカー(MLS)」に2020年から参加予定のチームロゴとなっており、このチームはベッカムが立ち上げ、共同オーナーを務める “Club Internacional de Fútbol Miami (インテル・マイアミCF)” というフロリダ州マイアミのサッカーチームなのです。






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