【パテック フィリップ】2021年新作発表 @ Watches & Wonders
- 2021.04.14
- パテック・フィリップ 時計情報局 海外ブランド
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パテックフィリップの2021年新作を記事にすることに躊躇した。なぜかと言うと、自分の中では無理するとギリギリ買えるかもしれない憧れのノーチラスの価格。しかし実際は買えることのない永遠の憧れだから。悲しくなるのです。
いや、でもやっぱりパテックフィリップとかノーチラスってPCでタイピングするだけでも近付けた気がしてこれまた幸せを感じます。ここまできたらもう病気。いつの日か三針ノーチラスかコンプリケーションモデルを手にすることを夢見ながら進めていきます。
Nautilus
5711/1A-014
価格:4,015,000円
2021年はステンレススチール仕様のノーチラス5711/1Aモデルが製作される最後の年になるという発表に続き、パテックフィリップはこの象徴的モデルに新しいオリーブグリーン文字盤を導入しました。これはノーチラス・コレクションではこれまで存在しなかった文字盤カラーです。この新しいバージョンは、ブルー・ブラックのグラデーション文字盤を備えた5711/1A-010モデルに置き替わります。
グリーンにも様々な種類がありますが、私が好きなタイプのオリーブグリーンなんです。
相変わらずこの独特なケースサイドの耳が光ってますね。研磨の美しさ…
少しのアラもない完璧な作り。ダイヤルに柔らかさも感じます。
2021年に各ブランドが発表した新作の中で、一番と言っても言い過ぎではないホットで注目されたモデルではないでしょうか。製造終了のアナウンスで落胆したところから、ダイヤルカラーを変えて復活するあたり、ある程度は予想できたものの、驚きもありました。
あ~、欲しい。
5711/1300A-001
価格:10,868,000円
ケースとベゼルの特徴あるフォルムが、最高の伝統に従って1列にセッティングされた、32個のピュア・トップウェッセルトン・バゲットカット・ダイヤモンドによって強調されています。各々のバゲットカット・ダイヤモンドは、丸みを帯びた8角形のベゼルのフォルムに完璧にフィットさせるため、長方形ではなく、わずかに台形をなしてカットされています。
これだけ美しいダイヤモンドがセッティングされたモデルが約1,000万円なら、もちろん安くはないが、べらぼうに高くは感じない。
ダイヤモンドのことはわかりませんが、イヤミがないですね。
セッティングされたダイヤモンドがツライチに揃ってます。
5990/1R-001
価格:12,232,000円
ノーチラス・トラベルタイム・クロノグラフは、フライバック・クロノグラフ、トラベルタイム(デュアル・タイムゾーン)、および現地の日付指針表示(12時位置)という3つの有用なコンプリケーションを組み合わせています。
妖艶なローズゴールドとブルーソレイユダイヤルとのカラーマッチングは時計全体を華やかに見せますね。
GMT針の肉抜き、ダイヤルの植字も全て上品だなぁ…
7118/1450R-001
価格:42,119,000円
ケース、ベゼル、およびブレスレットに2,553個のブリリアントカット・ピュア・トップウェッセルトン・ダイヤモンドがセッティングされたローズゴールド仕様のこの新しいハイジュエリーモデルは、スノー・セッティングという希少なセッティング技術を用いています。この高度に洗練された技術により、石と石の間のゴールド素材ができるだけ見えないように、異なるサイズのダイヤモンドを組み合わせています。
ウワッ!ここまで拡大すると、ハチの巣の卵みたいでちょっとゾワゾワってしてしまいます。
もうこれほどのモデルを手に入れたら、毎日パーティーしないと気が済みませんね。
ブレスレットのサイド部分に、やっと地が見える程度で、他はダイヤモンドで埋め尽くされています。
Calatrava
5236P グランド・コンプリケーション
価格:14,949,000円
パテック フィリップは、曜日、日付、月を12時位置の大型表示窓に並べて表示する革新的なインライン表示を備えた、新しい永久カレンダーを発表し、カレンダー・ウォッチの豊かな現行コレクションをさらに充実させました。独創性、読みやすさ、信頼性を実現するため、パテック フィリップ技術陣は、インライン表示永久カレンダー・モジュールを備えた、新しい自動巻キャリバー31-260 PS QLを開発しました。この永久カレンダーには、3件の技術特許が出願されています。このきわめて洗練された新しいキャリバーは、外周に向かって濃くなるブラック・グラデーションのブルー文字盤を備えた、エレガントなプラチナ・ケースに収められています。
カラトラバの最上級ですね。日付窓をセンターに集約して、見た目をスッキリして見せています。6時位置のスモールセコンドにムーンフェイズは定位置、4時位置には閏年表示、8時位置は昼夜の表示となっているのでしょうか。永久カレンダー搭載とは思えないほどシンプルに見せてくれています。
ブルーダイヤルの雰囲気、最高じゃないですか!
ありそうであまり見ない「曜日・日・月」が並んだ窓。クラシックなテイストを感じます。
しかもこれ、ケース径41.3mmで何と厚みが11.07mm。
6119G / 6119R
価格:3,399,000円
パテック フィリップは、ギヨシェ装飾による《クルー・ド・パリ》(ホブネイル・パターン)ベゼルを備えた著名なカラトラバ・モデルを、わずかに大きいケース径と現代的なデザインによってリニューアルし、これに新鮮な活力を与えました。ファセット仕上げのゴールド植字インデックスとドフィーヌ型時・分針が、文字盤にエレガントで時を超越した美しさを与えています。
洗練されたホワイトゴールド仕様ケースに、65時間のパワーリザーブを備えた、まったく新しいパテック フィリップの手巻キャリバー30-255 PSを搭載しています。
カラトラバ×クルー・ド・パリは最強の組み合わせです。
ホワイトゴールドにサテングレーのカラトラバは、超オトナなデザインですね。
シンプルなカラトラバをここまで裏から美しく見せてくれるのは…
そしてローズゴールド仕様ケースは、グレイン仕上げシルバーダイヤルです。これは腕に映えますね。
ケースサイズ39mm×厚さ8.1mm。ドレスウォッチの完成形ですね。
4997/200G
価格:4,213,000円
ギヨシェ装飾のラック塗装文字盤を備えたレディースカラトラバが、ひとまわり大きいケース径35 mmに、従来の手巻キャリバーに代わる自動巻ムーブメントを搭載して生まれ変わりました。
ベゼルには、76個のラウンドカット・ピュア・トップウェッセルトン・ダイヤモンドが輝いています。
微細な放射状の波形模様が施された文字盤プレートは、透明なミッドナイトブルーのラック塗装を何層にも施すことにより、デリケートな奥行きのある効果を生み出しています。
22Kのマイクロローターが素敵。レディースとなっていますが、メンズとしても十分使えますね。
このニューモデルは、文字盤カラーとマッチし、サテンの感触を持つ、起毛仕上げのカーフスキン・バンドを装着しています。
4947/1A コンプリケーション
価格:5,511,000円
パテック フィリップは、どのようなサイズの手首にもフィットする、直径38 mmのラウンド型カラトラバ・タイプのポリッシュ仕上げステンレススチール・ケースを備えた年次カレンダーを初めて発表しました
グランドコンプリケーションの5236Pもブルーダイヤルですが、こちらは山東絹仕上げとも呼ばれる縦横サテン仕上げです。ステンレススチールの輝きが、縦横サテン仕上げのエレガントなミッドナイトブルー文字盤と美しいコントラストをなしています。
パテック フィリップ特許取得の年次カレンダーは、1年に1回のみ、日付修正が必要です。
このタイムピースは、5列のリンクを備えた、新しいポリッシュ仕上げの一体化したブレスレットを装着しています。
2021年の Watches and Wonders は、パテックフィリップに一番興奮しました。ノーチラスは当然ですが、カラトラバにステンレスコンプリケーションが仲間入り。これもかなり人気になるでしょうね。
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